梅毒は、梅毒2期までに発見できれば昔と違ってお薬で治療することができます。
梅毒2期は、「
バラ疹」や、梅毒特有の「
脱毛症状」「リンパの腫れ」など、体の表面にわかりやすい変化が見えるので、比較的発見しやすい時期でもあります。
梅毒2期とは「
不安行為」から2〜3ヶ月たった頃で、体幹部分に「バラ疹」ができて、感染に気がつく人が多いようです。
「バラ疹」は梅毒2期特有の症状で、「湿疹」と違いかゆみはなく、症状は数週間で消えてしまいます。
でも梅毒が治ったわけではなく、梅毒の病原菌であるトレポネーマは全身に回っている時期でもあるんですね。
梅毒1期は、感染の機会から2〜3週間位して、感染部分にコリコリとしたブツブツ(硬性下疳)ができます。
ほっておくとブツブツは潰れて汁が出てきます。
この分泌物には、梅毒の病原菌であるトレポネーマが多量に含まれているので、触ると感染の確率が非常に高いで
す。
梅毒1期、梅毒2期は人に移しやすい時期で、
お風呂で「分泌物」のついたタオルを使い回せば、感染確率は跳ね上がります。
オーラルセックスなどで、口に感染している場合などは、確率は低くてもコップの回し飲みなどで感染することも
あります。
梅毒の感染率は 30%
そして今、若い女性で梅毒感染者が急増しています。
人事ではないんですよ!
梅毒検査は感染の機会から4週経過後(28日経過後)から検査できます。
体調に変化を感じたら、早めに病院を受診するか、検査を受けてみることをオススメします。