梅毒は風呂で感染したりする?
梅毒感染者が急増していて、2016年は4518件ときくと、なんだか怖くなってしまいます。
HIVは、性交渉(セックス、
アナルセックス、オーラルセックス)や、血液感染が主な感染経路ですが、コンドームで予防する事が出来ます。
でも梅毒はたとえコンドームを使っても、ゴムで覆われていない部分が接触すれば、感染の可能性があるといいますから怖いです。
梅毒の感染箇所から分泌される、滲み出てくる汁(
分泌液)の中には、梅毒の病原菌である
トレポネーマがウヨウヨいると聞く
と、もうそれだけでぞくっとします。
風呂でも感染するんじゃないかと思うと、スーパー銭湯からも足が遠のくのは私だけでしょうか。
梅毒は、一昔前と違って治療情報が確立しているので、死に至る性病ではなくなりましたが、血液検査をすると、
過去に梅毒に感染していたことがばれてしまいます。
病歴が残るんですね
若い女性に感染が拡大していますが、今から結婚を控えた若い女性で梅毒の経験があるなんて、あまり聞こえの良い
話しではないです。
風呂でどのくらいの確率で感染するのかわかりませんが、タオルの使いまわしだけは感染率が一気に上がるので止め
ておきましょう。
性器にブツブツができていて潰れて汁が出ている…もしかして梅毒?
不安になりますよね
どちらにしてもできるだけ早い時期に病院で診てもらうことを前提にお話します。
まず、かゆみや痛みがあるか
梅毒の場合、梅毒1期の症状である「硬性下疳」は、ブツブツというか、
コリコリとした小さなしこりが出来て、それ
が潰れて汁が出始めます。
特徴は、痛みやかゆみがないこと。
この時期は大変感染力が強く、潰瘍部分の分泌物「汁」がついただけでも感染の危険があります。
この分泌物には梅毒の病原菌であるトレポネーマがウヨウヨ増殖しているので非常に危険なのです。
コンドームをつけていても、コンドームで覆われていない部分に触れれば感染の可能性は一気に跳ね上がります。
というわけで
パートナー以外との性行為、コンドーム無しの性行為を行っているなら、感染の可能性は0ではないと思います。
できるだけ早い時期に病院で性病検査を受けましょう。
梅毒は早期発見であれば、投薬で治療が出来ます。
発見が遅れるほど治療期間も長引き完治が難しくなります。