夏恒例の後悔、某掲示板のオカルト板を覗いて眠れなくなる。

皆さんはお元気でしょうか。私はそこそこ元気です。大学生は人生の夏休みだと世間一般には言われていますが、今の私はそんな余裕なかったりあったり。今しかできない勉強はたくさんあるからちゃんとやりたいんだけど、それだけをすればいい訳でもないから難しいなーと思います。時間の使い方が下手なんでしょう。もう少し、せめてあと三時間余計な時間を足して一日二十七時間くらいならちょうど良くなる気もするんですけど、いかがでしょう。














たまにはおセンチな話を一人語りします。


会いたい人がたくさんいる。

もう会えない人に会いたい。
遠くて会えない人に会いたい。
好きな人に会いたい。

もうこの世界にいない人に会いたい。



この時期になると無性に故人に会いたくなってしまう。思い出補正というか、会えないからこそ記憶は美化されているんだろうけど。皆思い返せばいい人たちだった。私は与えてもらった分、何か返せたのかな。

「今、一人だけ会いたい人に会わせてあげよう」と神様が言ったら、多分祖父に会いたい。今ならちゃんと考えて話せるから、たくさん色々な話をしたい。自分のこと、祖父のこと、音楽のこと、好きな人のこと。苦手なもののこと、小説のこと、学校のこと、悩みや両親のこと。掘り炬燵に入って、ミカンを食べながら、ゆっくりゆっくりたくさん話したり聞いたりしたい。そして、いっぱいたくさんのことを返したい。

あの頃の私はまだ幼くて何もできなかったと思うのです。考えても深くまで考えられていないだろうし、殆ど記憶だって曖昧です。でもね、いつの間にか音楽始めたよ。本もいっぱい読めるようになったし、大好きになったよ。家にあったのらくろ、大切に保管して時々読んでるの。アイドルになりたいなんて夢はとっくの昔に諦めちゃったけど、学校で好きなことを勉強しているよ。もう一緒にお酒飲める歳になったんだ。好きな人もできて、今大切にしてもらってるよ。そのうち就職もして、きっと家を出てさ、ウェディングドレスなんて着ちゃって結婚するかもしれない。欲を言えばその全部を見て欲しかった。一緒にしたいこと、たくさんあった。演奏会も招待したかったし、お酒も飲みたかった。書いたものだって読んで欲しかった。でも、会えないからら、すごくすごく会いたいし寂しい。


きっとこんな風に思うことは良くないことなんだろうな。でも、やっぱり会いたいし寂しい。夢の中でもいいからきちんと話をしたい。そんなわがまま。



夜は考え事をするにはちょうどいいけど、暴走するからだめだね。
世界が寝るために祈る、おやすみなさい。

短歌一首
空壜に閉じ込めたはずのケサランパサランはすすけた姿で世界を漂う