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魂の行方

今日は目が覚めるのが嫌になるくらいあったかくて、一日中うとうとしていたかった(春眠暁を覚えず)。




祖父が亡くなってからもう二十年近くになるが、この時期になると必ず形見分けでもらった「のらくろ」を読むようにしている。
かなり古いものだが、箱入りでとても状態はいい。
全く本を読まない家族(しかし、読む楽しさや機会は割と与えてくれた)に対して私はずっと本を読んでいたから、きっとその感覚は祖父譲りなのだろうと勝手に思っている。



音楽も好きだったそうで、時折、「もしも今も生きていたら、なんだかんだで吹奏楽をずっと続けていた私をどう思っていたんだろうか」と高校時代はよく考えていた。
勿論たられば話だから考えてもどうしようもないことなのだけど、それでも吹奏楽を辞めたいと思う度に想像して何とか10年近くやり遂げた。
全く上手くはなれなかったけどね。











久々にお墓参りをして、手を合わせた。

音楽は辞めてしまったが、今度は文学をやっている私を彼はどう思っているのだろう。
泣きながらも就活をして、どうにか世界にしがみついて、いつか自分の本を供えられたらいいなと思いながら、ライターで線香に火を灯した。
















亡き祖父の遺した「のらくろ」読み耽る私を見つめる眼がふたつ

i'm going to bed before


自分を嫌いになりたくて、たくさん嫌なことをする。


例えば、今感じていることを見なかった振りをすることとか。
また新しくタバコを買うこととか。
吐くまでアルコールを飲み続けることとか。
平気な振りをして嘘を重ねることとか。









先週は色々な人に会いました。

たくさん餌付けされて(どれも甘くて美味しいお土産だった、順調に一段腹になりつつある)幸せでした。
関係者各位、ありがとうございました。


できたら今度は時間に余裕がある時、構ってくださいな。
手土産用意しとくので。










何故か、就活終わったような気分になっていて非常にまずいです。

まだ内定ひとつもないよ!?なのにもう第一受かった気分でいるからね!?!?!これで落ちたら終わりだよ!?!?!?!?!?!そんなの辛すぎるからちゃんと現実見つめて鈴ちゃん!?!?!?!?











なんだかさみしくてねむいのは、きっと夢に君が出てこないからである。

もう少しだけ自分を好きになるから、もっと君は私を好きになってくれればいい。



明日は親子丼をたべたい。おやすみなさい。

かき消したのは夢ではなく


ホッピーが美味しい日は楽しかった日だ。


昨日は高校時代の友達とお酒を飲みました。

そのうちの一人はミュージシャンを目指して日々頑張っている。路上ライブをしたり、CD作ったり、ボイトレや走ったり。
正直、そんな夢ばっかり地生きてていいのかよこいつ……と思いながら見ていたりもする。


でも、本当に彼は努力をしていて、想像よりも現実を見ていた。








「俺さ、就活はしない予定なんだけど、大学出たら家は出なきゃいけないし、奨学金も返さなきゃだし、正直ミュージシャンになるって言ってもそれだけじゃ生きていけないよね。すぐに思い通りになる訳でもないしさ。でも、何年後かにこうなれたら、って思う部分はたくさんあるのよ。だからこそ頑張りたいね。夢は絶対には叶わないけど、裏切るのは自分がやめたときだけだわ」



チョコミルクを飲みながらそうちょっと臭いことを語る友人は、とても格好いいと思う。
お酒めっちゃ弱いし、飲んでいるのチョコミルクだけど。













某詩雑誌の今月号の投稿欄で選外佳作いただきました。
名前とタイトルだけ。めっちゃ悔しい。

今日も泣かずに生きていきます。
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