明けました!ね!ボンアネボンアネ!

今年もよろしくお願いいたします


以前買ったはいいけど読んでなかった、江國香織さん訳『オズの魔法使い』

心臓を求めて主人公たちと一緒に旅をしているブリキの木こりさんの台詞がすごく刺さったっすっす


「ちゃんと心臓のある人たちは、まちがったことをしないように心が導いてくれる。
でも私には心臓がありませんから、うんと気をつけなきゃならないんです。
オズが心臓をくれれば、もちろんそんなに気をつける必要はなくなるでしょうけどね」


木こりさんは、自分に心臓が無いことを知っているから

心を持つ人間たちのように、誰かに対して残酷になったり思いやりを忘れないよう、細心の注意を払っていて

道端の蟻一匹を踏み殺してしまったら、体が錆び付いてしまうくらいに泣いてしまうし

心臓さえ手にいれれば、誰かを傷つけたり悲しませることなんて無いのだと本気で信じている


皮肉すぎるやら、木こりさんが純粋すぎてつらいやら


心があるから誰かにやさしくなれるし、心があるから誰かを殺すこともできて

心が無い人間って、不思議だけど一人もいないんですよね

誰だって自分がかわいいに決まっているし、他人になんてさして興味もない

だからこそ、うんと気をつけなければならないのだ。木こりさんのように



拍手コメントありがとうございます

佐藤様、はじめまして!一応、直接ははじめまして?ですよね(笑)

佐藤様の、ひとへのあたたかさをこっそり拝見しておりました。あれ、なんかこう書くと変態くさいな^q^

仲よくなりたいなーうへへ、とひっそりチキンながらに思っていた矢先にまさかコメントを戴けるとは....ありがとうございます!

そんな素敵な佐藤様にこそ、今年は沢山の幸せが降り注ぎますよう、陰ながら願っております



女の子×女の子コレクションシリーズがえろくてかわいくてとてもよい百合だぜふへへ