知り合いの子がぽろっと呟いていたのだが
社会人になってからというもの、自分はこんなに不器用だっただろうか?
人と話すのこんなに下手だったか?
世の中ってこんなに生きづらいものだったっけ?
と困惑することばかりで
もうすぐ社会人になってから二年経つが、未だに馴染めなかったり「もう慣れた?」と訊かれても「まあ少しは」と答えてしまう、とな
社会人になると、学生時代と違って
今までより更に慎重にならざるをえなかったり、思慮深い言動を意識せねばならない場面が一気に増えるからなのかなー
なんておもった
決してその子が不器用なのではなく
世の中の仕組みやら何やらも少しずつ見えてきてしまうし、それを肌で敏感に感じ取っているからこそ、単に慎重になる場面が増えただけなのではなかろうか
友だちや先生への接し方とはまったく別物だからな。「しっかりしなきゃ」って気持ちがやっぱり少なからずあるし
それより何より、二年同じ会社に勤め続けているその子は立派だよ。新卒で入った会社を3ヶ月で辞めたわたしには眩しすぎるぜ
働いているひとはみんなかっこいいんだぜ
世の中のそこかしこに散らばっているものは、一つひとつが誰かの手によって回されているものなのだ。生み出されたものなのだ
それがたった一つでも無くなれば、いろんなものに影響が出てしまうのだ
必ず、困るひとが現れるのだ
だから、働いているひとはかっこいい
仕事に貴賤なんてないからなあ