「ヤイバ!」
「何だ、弟よ」
「む〜………」
「どうしたの、くさっちゃってさ」
「ハクアちゃん!聞いて!」
「あ、やっぱり面倒…」
「頑張って山登りして帰ってきたらさぁ、
あかちゃんヤイバちゃんともべったりなんですけど!何!何があったのあれ!」
「あ〜まあね、…いいじゃないの、兄弟なんだし」
「ブリちゃんだけならよかったのに…あかちゃんの浮気者〜」
「あ〜はいはい」
「聞いてる?」
「きーてる、きーてる。
ツルギー!ちょっと来てよ!」
「ん?どーした?」
「これうっとおしいから引き取ってよ」
「コレ扱い?ハクアちゃんひどーい!」
「ゴーディってばツルギに構ってもらえなくて寂しいんだって」
「ちょっと!おにーさんそんな事言ってないでしょ!」
「誰がどう聞いてもそうでしょーが。じゃあね」
「うわ、ちょっと、ハクア!
…あの、ゴーディ?」
「…あかちゃんが悪いんだからね!」
「く、苦しいって、ゴーディ、くっつき過ぎだろ」
「…」
「あー…悪かったよ、ごめんな」
抱きしめ返すツルギくん。
そろっとゴーディさんとツルギくんの会話が欲しい今日この頃(残り10話)です。
バトスピ委員会出張所版さまから移転されたバトスピランキング出張版さまの方へ登録させて頂きました。い、いいのかな…?
ランキング制作のお邪魔になりそうだったら消させて頂きます。
他にピクシブでサイトのリンクを追加しました。ちょっとの間だけ載せておこうと思います。
「ヤイバー!これどうするんだ?」
「それはガルドスに………いや、そこに置いておけ」
「う、うん。なあ、ヤイバ」
「何だ、弟よ」
「ガルドスってちゃんと仕事してたみたいだから、
オレじゃまだ役に立てないかもしんないけど、
ちゃんと覚えるから」
「そうか」
「おう、やるべし!だぜ!」
「ならば遠慮はしない事にしよう、
これに目を通しておけ」
「うげっ、何、その紙の山」
「次の会合の前に頭に入れておかねばならぬ事だ」
「…や、やるべし…」
「ふっ…ツルギ、すまぬな」
「!」
頭なでなで
ガルドスさんは公私共にお兄ちゃんのお側に仕えていたわけで、
その代わりが出来る人はいないんじゃないかなと。
ご飯もガルちゃん製だったらツルギくんが特製ハンバーガー作ってくれるようになるよ!
「消えた…」
「ん?何だこれ?」
「写真…か?」
「…ヤイバだな」
「どれどれ〜?…うわぁ…ブラウちゃんにパース」
「どうしたと言うのだ?…これは…許さん、ガルドス!」
「ブラウが怒るなんてよほどのものなのかしら?…ああ、これは…」
「お前達、余の写真がどうしたと言うのだ!」
「だってさ、ヤイバ、これ…」
「これは幼き日の余の…」
「お風呂の写真だよねぇ、しかも隠し撮り」
「申し訳ございません、陛下!オレがもっとしっかりしていれば…」
「…次に見つけたら速やかに罰せねばな…」
「や、ヤイバ、落着けよ!剣の素振りはじめんなって!」
「まあ、可愛らしいですね、ヤイバ」
「グレナダさま、宝玉が物凄い光を放っているのですが!」
「母さんまで!もー、落着けってば」
ガルコレの一部です。
ツルギくんのだったらお兄ちゃんが写真を没収しつつ直ぐに捜索隊組んで出撃しちゃいます。