つい数時間前、とてもとても大切な人な家族が亡くなりました。
実家の母から電話があって、「ばばちゃんがさっき息を引き取ったよ」と。
ばばちゃんは、私にとって曾祖母にあたる人です。
中学2年生の頃に倒れるまで、ずっと一緒に暮らしてました。
働く母に代わって、幼い私たち兄弟をとても可愛がってくれた人だった。
いつもご飯を作ってくれて、いつも学校から帰るとお帰りと笑ってくれた。一緒によく畑に行った。頭を撫でてくれた。
倒れてからは意識が戻らないまま、ずっと植物人間状態で今日まで生きてたけど、ついにその日が来たかって感じ。
曾祖父も今年の1月に亡くなっているから、もしかしたら寂しくて連れて行っちゃったのかな。
やっと数年ぶりに会えて、二人一緒になれたんだろうなあ。
とてもとても愛してもらったのに、私は結局何も恩返しできなかったな。それが悔しい。
確か私が小学生の頃、戦争の話を聞いていたとき。
「大変な時代だったけど、子どもたちを抱いた時は本当に幸せだった」と笑っていたことを私は一生忘れないよ。