切ないこの気持ち、
会えないとゆうことより何よりも悲しいのは
きみが僕に会えなくても平気ってこと
春を歌にして / back number
最近、back numberの曲がマイブームです。
歌詞に共感できるし、声が綺麗で、なんか心に響くから。
お兄さんとは、かれこれ2週間会っていません。
私がテスト期間でテスト勉強やらレポートやらで忙しいので。
そしてこれからの1週間も会いません。
この話を友達にしたら、「会いたくならないの?」、「寂しくないの?」と言われる。
なんだろうなあ。2年も独りでいるのが当たり前だったし、正直別に、ね。
会わないなら、別に会わないでも平気です。
でも、こういうときに感じてしまいます。
「早く会いたい」っていう友達は、女の子の顔してて、ああすごく恋してるんだなって。
私のこれは、きっと恋ではないんだろうなって。
彼方くんといた時は、週3回は彼方くんの家に入り浸っていました。
家に行かない日にもサークルに行けばそこに彼もいて、ほとんど毎日顔を会わせていました。
それが二人の「当たり前」でした。
それでも毎日のように電話で「会いたい」、「寂しい」って言いあって。
今思えば、ただのバカップル(笑)
でも、あの頃は本気でそう思ってました。
いつでも、何してても、彼方くんに会いたくて会いたくて仕方なかった。
ほんとに彼に恋してました。
会えない1日が長くて、退屈で耐えられないぐらい。
自分でも引くぐらい、彼方くんが生活の中心で、かなり依存してたと思います。
そんなんだったから、会えなくなってからは毎日泣いてばかりで。
私ばかりが会いたくて、彼方くんはそうは思わないんだってことが寂しくて。
私の気持ちばかりが大きくなっているのが悲しかった。
確かにあの頃は何も喉を通らないぐらい病んで、辛い時期だったけれど。
今考えれば、あんなに大切にしたい人に、あれほど愛しく想える人に、出逢えた私は本当に幸せ者だと思える。
あんなふうに誰かを好きになること。何も見えないぐらい一生懸命恋をすること。
あんな気持ちになることは、もうないのかな、と最近よく思ってしまう。
切ないのです。
お兄さんが想ってくれるのと同じだけ、私は好きになれない。愛せない。
「好き」という言葉に、返す言葉が、いつも、見つからない。
「今」の私の「好き」という気持ちに一番近いのは、きっとお兄さんでしょう。
だけど、私は、もっともっと、人を好きになったことがあって。
彼方くんを好きになってから、歌詞のなかの「きみ」や「あなた」に重ねるのは彼方くんだけで。
それは今でもずっと、変わらないことで。
その壁の高さを何度も何度も思い知る。
超えることは難しいかもしれないと、一番にはなれないかもしれないと思ってしまう。
ただ、ただ申し訳なさで胸が痛くなる。
ごめんなさい。
本当は、もっともっと、大切にしたいのに。
嘘でも「好き」「会いたい」って言えるぐらいの器用さがあればいいのにって、思わずにはいられない。