話題:オススメ本
読みました。このシリーズは毎回ほんとに救いがあるのかないのか。
利用するのかされるのか。利用されていたのはどっちだったのか。みたいな話が作中で出てきましたが、最後は何を信じているかが問われていたような気がします。切ない終わり方でした。
シリーズ中何度もサバイバルという言葉が使われていますが、結局ピュアでいるよりも、汚い手を使いながらも知略を巡らした方が生き残って(勝って)いるんですよね。今回は特にそれがはっきり見えたかなあ、と。
タイトルの「致死率」もなにやら皮肉な印象を受けます。
ピュアは無知/想像力が足りない。に言い換えても通じます。
双子のDQNっぷりが段々エスカレートしていくように思えてなりません。
そして湊というキャラクターがついに姿を消してしまったかもしれません。
死神に会わなくても十分大変なことになっちゃったね…。