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水玉病もステーシー化あり得る私は生涯青色の春、摩訶不思議な舞台装置の袖から世界のまやかしを視る。
人の頭の中に興味があるので、精神を病んでしまった人の大声に耳を傾けます。彼らはいいです。うるさいけど、無害(だと思う)。脈絡もない言葉をスラスラとつっかえることなくしゃべります。まるで電話越しに会話でもしているようだ。それに、その場に居合わせた人たちの行動も観察できます。しかめっ面をする人、去る人、気にしない人訝しげに声の方向に目をやる人。わたしが店員という立場だったとき。閉店間際、大声で騒ぐ女が喫煙席にいた。哀れなことにもう一人喫煙席と壁を隔てた禁煙席に座る中年の女がいた。散々喚く女。閉店ギリギリまで粘る中年。どっちも早く帰れと思う私。喚く女に注意してこいと命令するクズな店長。最悪な環境。閉店の時刻、喚く女が退店。中年女は私に尋ねた。「電話で喋ってらしたの?」「いいえ、お一人でした」「まあ!」目をひん剥いて表情を曲げた。あんたの表情の方がよっぽど嫌いだ。すいません、と謝る店長も嫌い。
性 別 | 女性 |
年 齢 | 73 |