回想3




あの日も雨が
昼から降って
夜には止んでた


家に着いたボクは
玄関の灯りと
居間の灯りに気付いた
誰も居ないはず…
鍵を開け
玄関を開けた


玄関マットの上に
ー―猫君―ー
誰も居ないじゃなくて
猫が居た
ボクが鍵っ子だった頃
「ただいま」
と言っても
1人では虚しいから
言ってなかったなぁ…
あの頃とは
確実に違った感覚だった
猫君に言っても
それらしい返事は
返ってこないんだけどね


寒かったので
ストーブに火を点した
そして
静かな空間で晩御飯を
ボソA食べてた


静か過ぎる空間は
やっぱ駄目で
気持ち紛らわすのに
ようやくテレビのリモコンに
手を伸ばした
何を見てたのか
覚えて無い


鍵っ子だった頃
夜1人で居る事も
多々あって
テレビを見てないくせに
音を少し大きくして…
つけてた


夜の物音…
電話のベル…


勝手に恐怖心を
煽られてくんだよね…


家に1人とか…
嫌だな…


テレビに飽きた頃
鍵の開く音…
兄貴が病院より帰宅


話によると…・・・・


「落ち着いたは
落ち着いたけど
どうなるかわからん…
大丈夫だら?」


兄貴はそぅ言ってた


この日は疲れてて
兄貴の計らいあって
ストーブの傍で
猫君の傍で
丸くなって
現実に目を閉じた


夢だったら良かったね


回想2

1月のイベントが
終わって
胸を撫で下ろし
仕事に力を入れ始め
残業が始まっ少し
の事でした…


忘れもしない


1月18日


何時も通りに残業を
終えて寒い中バス停へ
仕事中は
携帯の電源を
切っている為に
電源ON


留守電2件…


何時もの頼まれ事か?


留守電を聞いて
衝撃が走った…


聞き終わるや否や
兄貴から電話が入った…


「おまえも病院来る?」


「ボクは家に居るよ
猫だけじゃ…」


「分かった飯は机の上な」


電話を切ると
無償に冷たい
暗闇が恐くなった…


暫くしてバスが到着
バスに乗り
窓の向こうの
闇に眉を寄せて
自分の思った言葉を…
そんな筈は…
無い…
と…首を振った…


首を振っても
不安は晴れなかった…
馬鹿げた考えが
どんA深まってった…


取り敢えず
急いで家に帰らなくては…


家路を急いだ


回想1




去年の今頃は
やっぱり初日の出を
見逃して夢の中


休みをグータラ過ごして
休みの短さに
物足りなさを
感じて居た


仕事始め
照れくさそうに
新年の挨拶を
交わして居た


「成人式行くのー?」


「一応行きます」


「着物の写真見せてね」


と言うおば様の言葉を
裏切ってボクは
スーツで行きました


一生に一度
着物を
着たくなかったか
なんて聞かれりゃ〜
着たかったさ
まっこれも親孝行ですかね(苦笑)


いゃ…
当日会場を間違える
寸前でしたι
父殿がしっかりしてて
幸いでした





車を下りた時
霙が降ってて
とても寒かったのを
覚えてる


会場は既に大盛り上がり
待ち合わせしてた
友達見つけるのが
もぅ大変だった
そして
ようやく友達と再会して
席に座った


いゃ〜周りは着物だらけ
自分は社会人だから
スーツで十分やなぁ…
って思ってた


式が始まったは
良かったんだけど…
司会者がヘボくてねι
進行がグチャAだったなぁ…
まぁ…無事に終わって


「んじゃ、同窓会でな」



友達と別れ帰宅
夜は同窓会でした


本当は
行く気はさらA無くて…


「行こうよ」


その言葉に負けたのでしたι


着替えて
同窓会直行


いゃ…皆顔馴染み
変わってねぇ〜の
なんのってってね
先生とかも居て
盛り上がって居りました


その後は二次会


盛り上がった割には…
楽しくなかったんだよねぇ…


これは此処だけの
秘密ですね(笑)


今度は30になったらね


喪中




1月1日


新年の祝として
皆でワィAする様な日ですね
今年のボクには
正月は関係あらへん
残念ながら…


あぁ…
ワィAしたいさぁ…


年賀状にメールの挨拶
苦笑しましたι
どぅ返せば…・・・ι?
時間を置いて悩んだすへ
短く普通に返信
良かったんかなぁ…


口に出して
言ってないから
良いかなι?


喪中の最中の
正月って複雑…


去年の納め
書くの忘れて終ったし
明日にでも回想を
書きましょう
けじめと戒めをね…・・・


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