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回想5




時間だけが虚しく
過ぎてった…


兄貴と奴は同じ会社で
働いて居り
会社の仲の良い人達が
病院に来た


その中に元旦那の姿…
凄い剣幕で
あの男に近付き
殴りかかる勢いで
怒鳴り散らした…


大切だったの?
だったらなんで
こうなる前に
アンタが…・・・


元旦那は酔ってたらしく
父殿にどやされて
静かになった


また沈黙が続いた…


何も考える事が
出来なくて
俯いて
勝手に流れ落ちる
涙…


人が通る度に
顔を上げた…
救いを求める様に…


何度か繰り返して
私服の男がやって来た
担当した医者だった
医者らしくなく…
何故私服なのかが
解らなかった


見た瞬間から…


コイツ嫌いだな…


って思った


「胃潰瘍を起こしてて
内出血を起こしちゃってて
でも今
綺麗に取り除いてますんで」


医者らしからぬ物言い…
少し腹立たしかった…
用件を良い立ち去る


また…沈黙…


ひたすらに
最悪でない結果を…
否…それすらも考えず
ただ…
涙が零れてった…


また医者が来てこう言った


「出血により少し
血圧がさがって
血が足りなくて
輸血をお願いしたいんですが
良いですか?」


父殿がこれに頷き
輸血をする為の
書類にサイン…
父殿は輸血の為
病室へ…


奴もO型
父殿もO型
ボクもO型


ボクは生まれてから
18年と数ヶ月くらい
知らないままだった…
ある時に
必要になり
病院に行って
医者に馬鹿にされた様に
笑われた…


「知らないの?」


あの病院には
行かねぇ…


輸血の時に
父殿は奴を見たんだろうか?
見たのなら…
どんな気持ちだったんだろ…


父殿が戻って来て
また沈黙で
時間は塗り潰されく…


そんな中
兄貴の仕事仲間達は
明日も仕事な為に
帰って行った


そして少し経って
夜10時くらい

「ようやく落ち着いて
来ました
酷い出血だったので
脳がやられてなければ…
でもまだ若いから
可能性にかけて診ましょう」


こんな事を
言ってたと思う


それを聞いて
安心したんだろうね
母親が猫君が
心配だからと
ボクと兄貴は
病院を後にした


深夜まで起きてて
知らない内に
夢に誘われて
眠りに落ちてた…


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