最近見た映画をメモがてら。
ちなみにさなはDVD派です。
映画館も好きですが、リラックスしながらゆっくり家で見るのが好きなので。
以下、簡単な感想文。



*ウルトラ・ミラクル・ラブストーリー


ずっと見たくて、映画公開前から楽しみにしてた映画でした。
キャベツ畑に埋まってる松山さんが気になって仕方なくて。
全編青森ロケの津軽弁でしたが、さなも北方に住んでいるので基本的リスニングは大丈夫。
まぁ…たまに暗号に聴こえましたが(笑)

>ストーリー
子供の心のままの青年:陽人(ようじん)が、事故で亡くした恋人の首を探すために
地元の占い師の元へ来た保育士:町子に一目ぼれし、好かれようとする。
ある日、小学生にふざけて農薬をかけられた陽人は、自分の思考が普通の青年レベルに変化したことを発見し、町子に好かれるためにその後も農薬を自分にかけ続けて身体に変調をきたしてしまう。

…後半は心臓が止まっても動いたり、首なし死体が動いたり、脳みそを形見分けしちゃったり…
かーなーり、ハチャメチャのストーリーなんですが。。。

読解力に欠ける私では正直、わけわかんない映画とも思ったのですが。

陽人がとっても素直に町子のことを好きなのがだんだん切なくて。
とってもハチャメチャなストーリーなのですが、陽人の必死な、それこそ一生に一度の恋が
可愛くて切なくてちゃんとラブストーリーになっているところが面白かったです。

ちなみに最後の熊が…納得いかないと最初は思ったのですが、陽人が作中で
「心臓も脳もなくったって俺は町子先生がずっと好きでいる」
↑うろ覚えなのですが、こんなことを言っていったので。
あれはあれで、ありなのかなぁと思います(何)
すごく曖昧な感想ですみません。
不思議なB級映画なので、好きな方にはツボかも知れないです。



*アマルフィ〜女神の報酬〜

…感想書くのもタルイくらいに微妙でした(汗)
確実に宣伝と制作費の無駄遣いだと。
場面の切り替わりがブツ切れになるところが非常に不快でした。
キャストは豪華で、景色もとっても綺麗。
ただ、内容は突っ込みどころが多くあり、うう〜ん。。
2時間モノのTVドラマなら良かったのに、なぜ映画なのか。



*虹の女神

>ストーリー
映像制作会社で働く青年:智也は、大学の映画サークル時代からの友達:あおいが飛行機事故で
亡くなったことを知る。葬儀に駆けつけた智也は、あおいと過ごした日々を回想するー

二人の出会いはあおいの友達を口説くためにストーカーしたことから始まり、ひょんなことから智也は
あおいの監督する映画『THE END OF THE WORLD』に出演。
そうして友人として大学時代を過ごし、大学卒業後、映像制作会社に入社したあおいは、アメリカに映像の勉強のために留学する事を決意。

智也は、あおいの紹介で、あおいと同じ映像制作会社で働くようになるが、智也を慕うあおいを引き留めることなく、あおいをアメリカへ送り出す。
そして、ある時、智也がふと空を見上げると、いつかどこかで見た、不思議な虹を見つける。
その虹をあおいに見せたいと、智也はメールと共に写真を送った…


わりと古い作品ですが、とっても良かったです。

淡々としていながらも日常風景が丁寧に描かれていてとっても自然な流れで。
この映画はあおいが亡くなってから始まるので、終わりから始まる話なんですが、
それが変にお涙頂戴モノの死にネタとして描かれているのではなくて。
とっても自然に、悲しい優しさが漂う感じにまとめられていました。

あおいの智也に恋心を抱いても、伝えられない不器用さにもどかしくなりながら、
智也のずるさや鈍感さに時に怒りを感じながら、最後まで目が離せませんでした。

作中劇である『THE END OF THE WORLD』が重要なキーワードとなって出てくるのですが、
その暗い静けさが不気味なだけでなく、死という喪失の純然たる冷酷さを持って描かれていて、
救いがあるようでない、切なさを与えていてとてもよかったです。

全体的に見たらハッピーエンドではないし、どちらかといえば暗いお話だと思いますが。
でも、丁寧に友情と恋愛の境目、生と死、大切なものの喪失を描いていて私は好きです。



…なんだかまとまりのない感想ですみません(いつものことです)
他にもいくつか見たのですが、まあ機会があったら感想を書きたいです。
一応タイトルだけ羅列。

*カイジ〜人生逆転ゲーム〜
*ラースとその彼女


※なお、上記の感想はさな個人の呟きですのであしからず。
時に辛口表現になっていますが、あくまでも個人的な感想であり、中傷ではありません。
注意してはおりますが、万が一不快感を与える表現がありましたら申し訳ありません(汗)