こんなお惚気、下らないけど
それでも私にとっては酷く尊いものなの。
笑わないで?
乙女ってからかったりしないで?
好きすぎて、泣いてしまうの。
全くもう、お馬鹿さんよね。
好きすぎてね、涙が溢れて仕方ないの。
解り合えた今も、たまにこの幸せが、信じられなくて。
だって嘘みたいに幸せで。
昔々の私が、誰かであった私が、欲しかった幸せ。
あの人とごく普通に暮らすって、それだけの、単純な幸せ。
けれど貴方とは確実な未来がないから、何時まで一緒にいられるのかしらって。不安になったりもするの。
それでもね、出来る限り一緒にいるよ。
ちゃんと愛されてるの、解ってるよ。
ねぇ、愛してくれてありがとう。
大切にしてくれてありがとう。
向き合ってくれて、ありがとう。
解り合えた奇跡が、ほんとうに嬉しくて。
涙が止まらないの。
追い掛けて、良かった。
諦めないで、良かった。
貴方を好きになって、良かった。
また懲りずに出逢ってくれてありがとう。
いつか恋人同士でなくなる日が来てもね、私、貴方のこと、ずっと好きよ。
私に沢山の奇跡をありがとう。
なかなか泣きやめない、泣き虫の弱虫でごめんね。
昔から変わらない、貴方の手の優しさ。
人形だった時も幼かった時も貴方の手は泣きそうに優しい魔法の手だった。
今もその優しい手に撫でられているところを思い出すだけで、涙が止まらないの。
どうして貴方の手ってこんなに優しいのかしら。
(まぁあの時の器用さは微塵も無くなっているんだけれど(笑))
何気ない、下らない会話も、
隣で寝っ転がる時も、
じゃれ合ってる時も、
電話してる時も
こんなに幸せでいれることに感謝しよう。
私、人間として生きていて良かったな。
ほんとうに、諦めないで良かったな。
どうか、貴方がいつでも幸せでありますように。
私を幸せにしてくれる貴方が、いつでも心穏やかに暮らせますように。
乙女ねってからかったりしないでね?
私、本気よ?
繰り返して、良かった。
私であり私でなかった、彼女たちに
頑張った彼女たちと、彼だった彼らに
最高のありがとうを。
どうか、まだ、
夢の中みたいな幸せに浸らせてね。
今年の3月で、にねん。
長いようで凄く短く感じるの。
時が止まってしまえば、ねぇ、いいのにね。
神様、もうちょっとだけ
時間を頂戴ね。