桜弥です。
もうすぐバレンタインですね。子ども達にとってはどんな行事になるんでしょうか。
それぞれのカップルで妄想してみます。
【頼葉×正人】
最近雪とか降って寒さしかない。ホワイトバレンタインって言葉はないのかな。あったら少しは楽しめたかもしれないのに。
頼葉さんの仕事部屋はしんと冷えきっていた。割りと片付いている。
「あぁ最近使ってなかったからな。」
それってちゃんと家に帰ってるってことだよね。そして俺も久しぶりに来たし。
そんな状態で俺がバレンタイン渡すってすごい場違いな気がしてきた。
悶々としてたら目の前にマグカップが置かれた。甘い香りにハッとする。
「頼葉さん、何これ?ココア?」
「んー、何だろな?チョコレートドリンクってやつ。バレンタインだし。」
「…!!」
甘くて温かい。胸につかえてたものが流れていく気がした。
「これ俺には甘すぎるな。」
頼葉さんが顔をしかめる。
「こっちはビターだから大丈夫だよ」
そっと箱を差し出す。
ハッピーバレンタイン。
全カップル語りたかったけど、長くなったので終る。
基本、正人がバレンタイン、頼葉がホワイトデー担当ですね。気まぐれに頼葉もバレンタインに何かする。
そんな不意を突かれた妄想であります。