桜弥です。
10月10日はいろんな日に設定されてるんですね。CMでお好み焼きの日って言ってた。
私の中では華雄のお誕生日ですね。正人の次にたくさん語ってると思います。
そんなわけで華雄おめでとう妄想でも。
9日夜中、誕生日までのカウントダウン。
目の前には兄さんがいて、たわいない話をしながら誕生日を迎える…。
…はずだったのに、俺は今終電間際の電車に揺られてる。
世間の3連休中で俺は仕事でちょっと遠征。忙しいのはいいことだよ、有り難い。
誕生日も舞台上で祝って貰って凄く華やかだった。
9日中には戻れると思ったのに、ちょっと誤算。電車の中で誕生日を迎えてしまった。
兄さんも夜は予定入れず待っててくれてたはずなのに。俺って上手くいかないな。
最寄り駅を降りると兄さんの姿。迎えに来るなんて言ってなかったのに…うん、兄さんはそういう人だよね。
約束ちゃんと守ってくれて、それ以上のことをしてくれて。
「兄さん…」
「お疲れ様、華雄。」
そのまま車に促されて、ドアが閉まる。
「華雄、誕生日おめでとう」
しんとした車内で兄さんの声が優しく響く。
胸の中でぐるぐるしてた感情が一気に流れ出る。
申し訳なくて、情けなくて、嬉しくて、大好きで…。
「ありがとー。゚(゚´Д`゚)゚。」
電車で誕生日迎えたくらい泣く事じゃない。分かってるけど、兄さんが優しいから。
会ってすぐおめでとう言わないのも、きっと俺が泣くの分かってたからで。
何でもお見通しだね。
運転する横顔を見ながら
「ありがとう、大好き兄さん」
華雄は自分に自信はあるけど、根本的にネガティブなコです。でもそれはあまり表には出さない。
自信を無くさないように努力もする。
青覇はそんな華雄をよく理解してる。
きっと家に帰って、用意されてたケーキに歓喜して、悩んでたことも忘れちゃうんだろうな。
ハッピーバースデー、華雄。