桜弥です。
まだまだ繁忙期から抜け出せなくて泣きながら過ごしております。
さて、週中の祝日。
クリスマスが平日なのでこの日がカップルの日でしょうか。
藤崎も会ってたらいいなっていう妄想。
今年は雪が降らないな。
寒いのに。すごく寒いのに…。
クリスマス間近の休日、街はカップルが溢れてる。
この時期、頼葉さんの仕事が忙しくなる。
実際、ごはん食べてる目の前で仕事の電話を対応してる。
電話切って、食べ始めて、また電話が鳴って…もぅ外で話し始めて今は俺一人だよ。
寂しい…。
「ごめんな、落ち着いたよ」
やっと席に戻ってきた頼葉さん。
「大丈夫だよ。」
(ホントは寂しいけど言えない。)
店を出てしばらく歩いていると頼葉さんの携帯がまた鳴る。
少し俺との距離を取り話し始める。
あぁ、今日の俺との会話より電話してるんじゃない??
寂しいし…寒いよ…。
「正人、お待たせ。ごめんな。」
そう言って手渡されたペットボトル。
「…ホットレモン…なんか女子が好きそうなチョイスだね。」
あっ…ちょっとイヤミっぽかったかな…?
「まぁ、そうかもな。俺は好きだけど。」
そう言う頼葉さんの手にもホットレモン。
「ありがとう…。」
「電話ばっかでごめんな。寒かったな、早く行こ。」
イヤなこと言ったのに、きっと態度にだって出てた。
ごめんなさい…。
ホットレモンの温かさがしみる。
「あー、女の子にはミルクティーにするかな。」
頼葉さんが笑う。
「ミルクティー、好きだよ!」
俺も笑う。
久しぶりの藤崎妄想、長い…!!
ケンカしそうになっても、頼葉が少し大人をみせて回避してくれたらいいなと思います。
正人は「女子」といい、頼葉は「女の子」という違いがあります。
まぁどうでもいいんですが、年齢の違いかなと。
そして寒い日はホットレモンが飲みたくなりますよね。