多数の栄養素を卵は持っていますが、髪の毛にメリットとなる成分もあります。
主に黄身から取ることのできるビオチンには正常な髪の毛の生成に欠かせないアミノ酸の働きを促進する効果があるため、育毛にはうってつけの食品と言うことができます。
とは言え、生卵のまま食べた場合は白身に入っているアビシンとビオチンが組み合わさって、ビオチンの摂取が体内でできなくなるため、覚えておいてください。
見た目が大変重要な芸能界の人々、その育毛事情の詳細を知る機会などほとんどありませんが、もちろん彼らが育毛とは無関係であると思っている人はいないでしょう。
世間から痛いほど注目を浴びることの多い芸能界の人々は、自らの容姿には徹底的にこだわりますし、手間と費用をかけているのが普通です。
特に目立つ部分ですし、頭髪のケアを日々行うのは当然です。
ケアの方法はさまざまでしょう。
考えられるのは、育毛剤、育毛シャンプー、頭皮マッサージを行っている人も多いでしょう。
毛髪にいいとされることは何でも行っているでしょう。
美容室でのヘッドスパ、マッサージ、専門家のアドバイスを守る等、そういった努力により、毛髪の健康を守り続けているはずです。
それでも、育毛だけではどうしても見た目を保てなくなれば植毛などを行なう人も、少なくないようです。
一般的にマカと聞くと、滋養強壮や精力剤を思い浮かべますが実は育毛に関する効果も期待できるのです。
そもそも薄毛とはどうやって起こるのでしょうか。
その要因として全身の血行の不良が原因で、毛乳頭に髪の毛を育むのに必要な栄養素がビタミンEは有名な成分ですが、その他、アルカロイド、デキストリンといった成分がマカには含まれています。
有効な作用として、血管拡張効果や血流が改善されることが育毛にもつながります。
数年前のことですが、毛髪クリニックとして有名なリーブ21がウーロン茶に育毛を促進する作用があるということを発表しています。
少し詳しく話しますと、主な薄毛の原因はDHTという男性ホルモンから変化したホルモンで、ウーロン茶はこの変化を促す酵素の働きを抑制する効果が確認され、AGAという男性型脱毛症の症状が改善される可能性があると発表したのです。
とはいえ、単純にウーロン茶を飲めば髪が生えてくるというわけではありません。
髪の毛が少し薄くなってきたような気がする、という人は大抵いろいろ育毛対策を始めるものですが、食事でもできる育毛があります。
その一つが、いつもの白いご飯ではなく、玄米を食べてみることです。
美味しく炊き上げるには、少しコツと手間が要りますが、そうまでしても是非食べておきたい理由は、健康にいいものですし、何より育毛にとって大事な栄養素がとても多く摂れるのです。
余談ですが、玄米は栄養の豊富さで、ベジタリアンにも人気があります。
育毛に役立つ栄養素、というのは、各種ビタミンやミネラル群、それに食物繊維など、いろいろありますが、玄米を食すると、こういったものをしっかり摂取することができると言われています。
わかりやすく白米と比べてみますと、白米を基準にした場合に、カルシウムは倍近く、ビタミンB2は約2倍、抗酸化作用で知られるビタミンEは約5倍含みますし、疲労回復に効果のあるビタミンB1は、約8倍もの量になります。