肩こりと薄毛の悩みは繋がっているというのはご存知でしょうか。
つまり、育毛のためには、ひどい肩こりを改善するのが良いとされています。
極度の肩こりが薄毛と繋がっている理由として考えられるのが、肩こりが血行が悪いことに起因するからです。
血液の流れが悪いと、栄養の運搬も滞ったり、老廃物も体内に溜まってしまい、薄毛に繋がるとも言われています。
「育毛 栄養」で検索すると、さまざまな栄養素が出てきます。
奇抜なのは除き、一般的なのは細胞の回復時に必要なビタミン群、タンパク質、ミネラル、亜鉛、酵素などです。
亜鉛は微少金属ですが、男性の場合は育毛以外に代謝されるため、とくに不足しがちです。
栄養状態の良し悪しは爪や髪に出ると言われますが、栄養不足のときは生命維持の優先度から栄養が分配され、育毛は後回しになります。
同じ頭なら、脳のほうに栄養を届けることのほうが重要ですからね。
育毛に良いという成分は体内で合成されるものもあります。
そのためにはさまざまな栄養をバランスよく摂り、体の代謝アップを計り、頭皮まできちんと栄養が届くよう血行改善も心がけましょう。
せっかく栄養をとっても血流が不充分ではうまく代謝が行われないため、効果が出にくいからです。
とはいえ、食事だけで育毛に充分な成分をとれるかというと、3食手作りにしたって難しいと言われています。
一度に食べ溜めできるものではないので、少しずつ継続的に摂取するための工夫も必要でしょう。
サプリの助けを借りるというのも手です。
なかには刺激物を含む製品もあるので、自分に合うのか、何が含まれているかを確認してから使用してください。
毛髪が抜けるのを防ぎ、健康に育つ事をめざす時は、血液が頭皮をうまく循環している事が必須条件と言えるでしょう。
丈夫で太い毛髪のために必要な栄養素を頭皮の隅々まで行き渡らせるためには、血液が滞り無く流れていなくてはなりません。
血液が頭皮を良く巡っていないと抜け毛を減らす対策をしても効き目が見られないことがほとんどでしょう。
まずは血の巡りを改善する事を常に気をつけてください。
数年前のことですが、毛髪クリニックとして有名なリーブ21がウーロン茶に薄毛の原因を抑制する作用があるというレポートを学会で発表しました。
ウーロン茶に含まれる成分が、薄毛の原因とされる男性ホルモンを活性化する酵素を抑制する効果が確認され、とくにAGA(男性型脱毛症)の治療に役立つ見込みがあるそうです。
とはいえ、ウーロン茶を飲めば、すぐに発毛に繋がる訳ではないので、注意してください。
男性型脱毛症であるAGAが発症する時期は思春期からだそうですが、具体的な発症年齢が決められているわけではないのです。
男性型脱毛症は思春期から発症するということは中高生でもAGAになる可能性を秘めているわけで、AGAが気になったら早めにケアすべきなのです。
でも、医薬品認定の育毛剤は未成年が使うことは許されていません。
未成年は医薬部外品の使用で我慢するか、より良い頭皮状態に持っていくために毎日の生活習慣を改善したりしてケアするのがベターでしょう。