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嬉しい。



貴方に逢えて良かった。

本当に、良かった。

私の心の住み処に、

柔らかな灯火を以て、

優しく、穏やかに、息づいている限り、

私の世界は守られる。

私は、生きていられる。

貴方と私。



喩えれば、貴方は空だ。

我儘な私を包む寛大さで、

こんなにも私の心を軽やかにする。



私は、海。

気紛れに情緒の起伏が変動し、

自身でも制御出来ぬ荒々しさと、

静寂を持ち合わせている。



晴れ渡る空へ想いを告げて、飛び込む。

映し出される青を、我が物にする為に。

螺旋。




分岐点は幾度と無く訪れて、

仄めかす、欺瞞の進言。

挫折が少しずつ近づいてくる。

絶望は幾重にも枝分かれし、

もう、引き返す事は不可能で、

貴方の悪癖とも云える饒舌が、

私を負の螺旋階段へと誘導してゆく。



葛藤。




抑鬱は君に何をもたらすのだろう。

僕の言動の粗を探して、

僕の行動の意味を深読みして、

愚かな責任転嫁を僕に委ねて、

君は僕を虐げる事で、自尊心を守るのか。

追い掛ければ君は逃げてゆくのに、

去ろうとすれば君は僕を捕まえて、

薄っぺらい愛を囁いてくる。

楔は二つの意味を持つ。

僕が望むのは、強固な絆か、

其れとも永遠の決別か。


仲間。




漆黒に魅入られて、独り片隅に息を潜め、

曾ての繁栄は夢物語の産物であるかの様で、

卑屈に成り果てた精神は、

やがて冷徹な表情へと塗り固め、

眩い君を如何にして道連れにするか、

虎視眈々と現状打破の機会を伺っている。





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