バタフライ。

薄明かりの部屋は、私に不安を生み付ける。

穢れた自身の、これまでの過ちを、

追い詰めるかの様に、脳裏に突き付け、

私に懺悔と、自責を強要する。

過去は、私を攻め続け、

未来は、私を突き放し、

八方塞がりの現実を知らしめる。

微かな光は、次第に消えて、









逃げる様に閉じた瞳は、あの頃の暗い残像を焼き付けて離さない。