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不変。




理想や常識論を覆す程の、

貴方への想いが遥か勝るのならば、

其れは、

酷く幸福な生き様なのだろう。



永遠の愛なんて信じてはいないけど、

夢敗れぬまま生き続ける、

半永久的な想いの強さは、信じてる。

存在意義。



如何に、躯が汚れていようとも、

私を生かす、核が不安定に律動を繰り返し、

朱色の液が、定まらぬ居場所を突き進んで行く限り、

避けられぬ、不安と不満に付き纏われる事は絶対だ。



幾重もの苦悶に苛まれる中、

己の存在意義の在処でさえ、理解に悩むもので、

失われた自身の行き場に苦痛を強いられ、

唯一の真実を映し出す、この瞳で、

迸る血の色彩に、確かな安堵感を見出す。

人の価値観は、一体何で決まるのだろうか。

掲げられた理想論は、どうにも嘘臭く、

客観視された、優劣は否めないのだ。



(進化とは、時に生態系の均衡を打ち壊す凶器に成り得るのかもしれない)

バランス。




触発された環境に、

感情の波の暴発を抑えきれず、

無我夢中で、視線逸らす。

強張る表情、

張り詰めた空気、

幸福感と不安感で、

精神の均衡を保持出来ず、

増幅していく、

貴方の微笑と愛慕に、

せめぎ合う、正と負。

恋愛心理。



私の周りでは常に、

小さな遠慮と

浅はかな馴れ合いが、蔓延している。

四面楚歌の惨状。

一時の安堵、

隣り合わせの、不信感。

愛しいから、

意志の疎通を容易に図れるのか、

恋しいから、

些細な表情一つに安易に揺るがされるのか、

確かめる術は無いけれど、

今はただ、

貴方が微笑み掛けてくれる、

私は救われている、


其れだけは、唯一の真実だ。

前進。




もう、告げる勇気もないのだろう?

だけど、忘れる度胸もないのだろう?

ならば、前に進むしかないだろう。

喩え其れが、

終わり無き迷宮に足を踏み入れ、

苦悶が付きまとってきたとしても。

未来なんて、

今を必死に生きている私には知る由も無い。

永久に繋がる事は無いのかもしれない。

それでも、

中途半端な生温い想いでは無いから、

常に貴方の傍で、

馬鹿みたいに笑っていたい。
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