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核心。






私を動かす核に、其れは躊躇する事無く襲い、

容赦無く、其処に根を張る。


哀しさ、切なさ、苦しみ、

それらは寸狂いも無く私を脅かして、

一瞬の隙も見逃さずに、其処に入り込む。


抗う暇も無く、防ぐ暇も無く、

侵食して行く様を、


まるで、傍観者の錯覚さえ抱く様な、


不可思議な感覚を私に植え付ける。






正と負は均等ではない。

世の中は、幾分か、

マイナスを常に纏っていて、


掻き集めて出来た、頼りないプラスを糧に、


自己を固定しているに過ぎない。





この身は四六時中、

良心と悪意がせめぎあっている。
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