この2つのゲームは「難易度が高い」ことで有名?です。
アクションRPGという、アクションとRPGが融合したジャンルのゲームで、
基本的にはアクション主体で、一般的によく知られたFFやDQのような「コマンド入力」による戦闘のRPGとは異なります。
あくまでアクション主体ですが、そこにレベルアップの要素が加わってきます。
倒した敵から入手する「ソウル」というものが、FFやDQでいうところの「経験値」になります。
経験値ではありますが、同時に「お金」の代わりでもあります。
ちょっと意味が分からないかもですが、この「ソウル」を使用して、キャラクターの攻撃力や体力を上げることもできれば
お金として使用することでアイテムを買ったり、武器を強化することができるようになっています。
ソウルを貯めたら貯めただけ、レベルを上げたり買い物したり、武器を強化したりできるわけです。
アクションが得意な人は初期レベルのまま、武器だけを強化してクリアしてしまったり
アクションが苦手な人でもレベルを上げつつ武器も強化してクリアを目指せます。
オンラインでもオフラインでもいけますが、オンラインだと協力プレイや敵対プレイができます。
ただし、基本的に特定のフレンドだけとできるようにはなっていません。
同じ時間、同じステージ、同じくらいのキャラレベルのどこかの誰かとマッチングする仕組みのオンラインです。
絶対にフレンドと繋がらないわけではありませんが、上に書いた通り、同じ時間、同じステージ、同じくらいのキャラレベルのどこかの誰かとも繋がっているので
上手に待ち合わせしないと、フレンド同士で遊ぶということはなかなかに難しくなっています。
そして、「敵対プレイ」。
誰かとマッチングできる状態、それは同時に敵対プレイに興じているプレイヤーとも繋がっていることを意味しています。
彼らは勝手にやってきて、あなたのキャラを殺そうとします。
どちらかが死ぬか、或いはあなたがボスにたどり着くかするまで敵対プレイヤーはあなたを襲ってきます。
そこで、協力プレイが活きてきます。
上手く誰かを呼べたら戦闘を有利に運ぶことができます。
どこの誰とも知らない味方と一緒にプレイして、敵対プレイヤーを撃破。
果てはボスを倒すまで、彼らと共に旅をします。
このゲームにはボイスチャットやテキストチャットといったコミュニケーション手段はありません。
目的が「ステージボスを倒すこと」である以上、過度なコミュニケーションは必要無いとして排除されています。
一応、プレイ中のコミュニケーションとして「ジェスチャー」が用意されており、
それを使用することでコミュニケーションをはかることは出来ます。
フレンド同士でスカイプなどを使ってプレイしている人もいるみたいですが、
ゲームの仕様としてボイスチャット等を排除することで、オンラインコミュニケーションにおける不快な要素を最小限に抑えてあります。
「何やってんだよ!下手くそ!」などといった罵声を浴びせられることもありません。
(たまにわざわざメールしてくるのもいますが、そういうのはBLにぶち込みましょう。)
言葉の無いゆるやかな繋がりはゲームの世界観をぶち壊すこともありません。
オンラインゲームでのコミュニケーションを最小限にすることで、
オンラインゲームに抵抗のある人の敷居は低くなっています。
自分もオンラインゲームに抵抗があった人間ですが、このゲームでオンラインデビューし、どこの誰とも知らない人と楽しんでいます。
時に喜び、時に憂い、一緒にプレイした時間は短くても、そこにはもう「戦友」しかり「好敵手」がいました。
たまにムカつくのもいますけど、それを差し引いても楽しく、そして難しいゲームでもあります。
もしかしたら、これを読んだ誰かとオンラインで一緒にプレイすることもあるかもしれません。
その時は協力プレイでも敵対プレイでもよろしくお願いします。
自分のIDは…内緒です(笑
とにかくよく死ぬゲームですが、何度もやる内に自然とコツを掴んできます。
「最初はあんなに死んでたのに、もうこんなに死ななくなった。」と、
キャラのレベルアップにとどまらず、自分の成長も感じる事ができるはず。
そうなってくると楽しくて仕方ありません。
むしろ、死ななくなった自分が死んでしまった時に「あー、やっちまったぜ!」と笑えてきます。
そうなっても「まだまだ下手くそだなぁ」と思えるほどに奥が深いゲームですね。
「Demon's Souls」(←参考動画)
・オンラインプレイ人数:最大4人(内、敵対プレイヤー1人)
・区切られたステージ攻略型
・日本版は日本でプレイしている人とだけ繋がります。
・どちらか最初にプレイするならこっちが分かりやすいです。
「DARK SOULS」(←参考動画)
・オンラインプレイ人数:最大4人(基本、味方2人まで呼べますが、日頃の行いによっては敵対プレイヤー3人になる場合もあります(笑)
・区切られてないステージ攻略型。
・全てのステージが繋がってます。どこから攻略するかは基本自由です。(ある程度の順番はありますけど)
・難易度の低いルートもあれば、難易度の高いルートもあり、最初は難易度の低いルートを自分で見つけながら進んでいきます。
・全世界のプレイヤーと繋がります。
・なので、呼んだ相手が外人だったりしますが、言葉が要らないので別段困りません。
・マッチングは「Demon's Souls」に比べて不安定。(繋がるまで時間がかかります。)
・「Demon's Souls」より難易度が高いです。
基本的にこの2つのゲームの操作方法は同じなので、どちらかの操作方法を覚えてしまえばソフトが変わっても戸惑うことはありません。
「DARK SOULS」でいくつかアクションが追加されてますが、すぐに対応できるレベルです。
どちらのゲームにも懇切丁寧に「あれをしなさい。」「次はこうしなさい。」といった具体的な説明はありません。
時おり遭遇するゲーム内の登場人物(NPC)の話を自分で読み解き、或いは無視して自分のプレイをしていきます。
逆に、「あれをしなさい。」「次はこうしなさい。」と説明されないと何をしてよいか分からない人には意味が分からないかもしれません。
どのみち、ラスボスを倒すことでクリアなので、その過程を自分なりに考えながら楽しめるか楽しめないかで、このゲームの印象が大きく変わってくるのは確かです。
いわゆる「マップ」のようなものも有りませんし、ナビアイコンもありません。
道は自分で切り開き、そして覚えながら攻略していきます。
おどろおどろしいダンジョンに迷いこんだら、帰り道すら分からなくなってしまうかもしれません。
それでもめげずにオッカナビックリしながら進みましょう。
その先にいるボスを倒した時の達成感は半端ないです。
ボスにたどり着くまでに何度も死ぬでしょう。
何度も死ぬかもしれませんが、何度も繰り返すことで自然と道も覚えます。
ラスボスを倒すまでそれの繰り返しです。
サクッとクリアしたい人にはかなり面倒だし嫌になるかもしれません。
嵌まる人にはとことん嵌まり、無理な人にはとことん無理なゲームです。
まあ、ネット環境もない自分の知り合いが、最初は「超クソゲー!難しすぎ!意味わからん!全然面白くない!」と投げ出してましたけど
しばらくして「ヤバい。超面白い。マジで嵌まる。早く2出ないかなぁ…」と、変貌を遂げていたくらいなので一概には言えないかもしれません(笑