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ミリタリーウォッチのホントのところ『MIL-SPEC(ミルスペック)』って何なの?

MIL-SPEC(ミルスペック)
それは軍用の特別な基準をクリアして、過酷な戦場で如何なる困難があろうとも壊れない!
とても頑丈、且つ正確な時間を刻んでくれる特別仕様!
それが「MIL-SPEC」の称号だ!



…そう思っていた時期もありました。
…えぇ、つい最近までね……。



Q:軍用時計は頑丈で高性能ってイメージがあるけど?
A:軍や警察などのハードな現場のイメージと、それにあった時計を各社がミリタリー時計として販売しているので、そういった印象も間違ってはいません。
ですが、支給される官製の時計に関しては、頑丈さや性能ではなく、低コスト大量生産が第一条件なので、頑丈、高性能とは対極の物が製造されます。

Q:MIL-SPECって厳しい審査を通過しないと得られないんじゃないの?
A:MIL-SPECは政府が指定する製造費の枠内で最低限の品質は保たれるよう規格したもので、実際は厳しいものではありません。
頑丈さや防水性、精度の審査なら、市販時計ならどんなに安価な製品でも、ほぼクリアできます。

Q:スイス製が多いのは、質にこだわってるからじゃないの?
A:どんな有事の時にも必ず供給できるよう永世中立国であるスイスを選んでいるだけです。
本来ならアメリカの会社を採用したい所ですが、米国内には安価な時計を大量生産できる中小メーカーが無いためスイス製を採用しています。



なんてこったい\(^o^)/
上記は某2ちゃんねるのスレッドからの引用ですが、MIL-SPECの実態を知っていささかガッカリしてます(笑)
頑丈・堅牢・精密さとはかけ離れたイメージなんですね^^;
低コスト・大量生産が大前提だったとは……

しかし、軍に納入される腕時計は『使い捨て』が基本なのだそうです。
いくら精密で頑丈で堅牢な腕時計でも、絶対に壊れないという保証はありません。
そういう腕時計を大事にメンテナンスしながら使うより、1つの任務に1つの腕時計を使い回す方が確かに効率的であるかもしれません。
まあ、一回一回交換するわけではないでしょうけど、壊れたら気兼ねなく棄てられるというわけです。

さて、

『頑丈さや防水性、精度の審査なら、市販時計ならどんなに安価な製品でも、ほぼクリアできます。』

この部分、気になりますよね。
じゃあ、どうして有名メーカーの時計は『MIL-SPEC』を謳わないのか?と
余裕で『MIL-SPEC』謳えるだけの高性能な時計を作っているだろうと

実のところ、軍のお抱えになってしまうと契約期間中は完全に『軍だけに納入すること』が義務付けられ
『低コスト・大量生産』の時計しか作れなくなってしまうので
企業としての営業利益はほとんど見込めなくなり、高性能で高価な腕時計を作りたくても作れなくなるそうです。
もちろん、契約期間中は市場販売用の時計の生産も出来なくなるので軍に納入する分の時計しか生産出来ない事は、
既に有名なメーカーにとってデメリットになりこそしてもメリットになることは無いのだそうです。
おまけに『戦争に加担しているスポンサー』というイメージも付いてしまうため、企業イメージも悪くなるとか。
なので、既に有名なメーカーは自ら望んで謳おうとはしないそうです。

逆に無名なメーカーにとっては、軍が買ってくれる利益を見込める上に『軍にも認められました!』的な宣伝にもなるため
「MIL-SPECの実態」を知らない人たちに『MIL-SPECをクリアした凄い時計』として買って貰えるようになる特典まで付くわけです。
契約期間さえ終わってしまえば、そういった実績をアピールし
無名メーカーから一躍有名メーカーへと変貌するのです。

例えば、

5万円の時計を年間50万本販売できるメーカー

1万円の時計を年間10万本作って欲しい軍

3000円の時計を年間1万本販売するのがやっとのメーカー

極端な例えですが、メリット、デメリットは明らかですね。

実際、『MIL-SPECをクリアした凄い時計』というイメージを『低コスト・大量生産』に結び付けられる人がどのくらいいるでしょう?

もうお分かりですね?
あとは好みの問題です。
自分の好きな時計を選べば良いのです。
前にも書きましたが、実際の兵士たちが使っているのはG-SHOCKが主流です。
これは時間制限がある訓練などでタイマーやストップウォッチが必要になる場面があるからです。
なので、多機能で高性能で頑丈で安価なG-SHOCKは使い勝手が良いのです。
しかし、G-SHOCKはMIL-SPECを謳っておりません。

ミリタリーウォッチを選ぶ時はもう『好み』で選べば良いのです。

※もちろん大量生産モデルの他に別注として更に厳しい条件下で使える特別仕様のものも作ったりします。
ただ、こういう時計はあくまで特別仕様であり、スタンダードなものではないので少数しか生産されないようです。

※※※ おまけ ※※※

Q:じゃあどんな時計が今、兵士に支持されてるの?
A:2010年時点で生産継続&兵士の着用率が高い時計は以下の通りです。
【G-SHOCK】
・DW-5600
・DW-6900
・DW-7900
・G-9000
その他、G-5600、G-500、G-770などのソーラータイプも近年人気集上昇中。
【SUUNTO】
・ヴェクター
・コア
【PRO TREK】
・PRG-40
安価で支持率も高いが、「最新式を使う」という兵士も多く新型も人気が高い。
【TIMEX】
・アイアンマン(メインモデル不明)
・キャンパー(多くはない?でもPXで買えるオールドスタンダード)
【Traser】
・P6500
・P6600
現地PXで買え、着用者もそれなりに多い。
【Luminox】
・ネイビーシールズ
CM効果で兵士着用者激増。

腕時計 LUMINOX(ルミノックス) Navy SEALsシリーズ

こちらはアメリカ海軍特殊部隊Navy SEALsからの要請で開発された腕時計だそうです。

文字盤や針に、常に発光し続けるトリチウムガス(だったか?)を封入した極小の細いガラス管を配置し
電池や他の光源を必要とせず、真っ暗闇でも容易に時間を確認することが出来るようになっています。

畜光タイプのようにある程度光の中にさらしておかないと発光しないタイプではありませんので
ずっと暗闇で使用していても問題ないのです。
感じとしては淡い蛍の光のようですね。
そんなにピカーっと光るわけではありませんが、夜中でもちょっと時計に目をやれば容易に時間を確認できます。

また、SEALs(シールズ)は特殊部隊であり通常よりも過酷な任務での使用が想定されますので
過酷な使用状況下でも壊れず常に時間を刻み続けられるように開発されており、水深200mの防水性能もあります。

というのが、一応この時計のスペックになっているようですが
普通に生活する分にはラッキーなことに今のところそんな過酷な状況下にもおかれませんし
海にも潜りませんので謳い文句通りの頑強さがあるかどうかは分かりません。
ついでに「ぶつけて壊れた」「水没して壊れた」などは補償の対象外になっているため
ちょっと試してみようかなという気にもなりません^^;

唯一、発光することだけは確認でき、これは非常に重宝します。
ちなみにこの発光は10年以上の寿命があるそうです。
もちろん、「製造されてから」という前提がつきますが。

長々と書きましたが、自分がこの時計を買うに至った最大の理由は時計の裏側です(笑)
普段は腕の方を向いているので表からは見えませんが、SEALsのエンブレムが刻印されています。

これのために買ったと言っても過言ではありません。
表の文字盤じゃなく裏にでかでかと刻印されてるとこがまた良いです(笑)
実際には黒ですが、これは自分で墨入れしてハッキリ分かるようにしています。
あと、ベルトも自分でNATOタイプのナイロンベルトに交換しています。

ちなみに、この時計が実際にSEALsで採用されて標準装備になっているかというとそれはまた別の話のようで、
主にカシオのG-SHOCKのような多機能で頑丈な時計が使用されているそうです。
一分一秒の時間のロスが生死を分けるような戦場に於いても、「MADE IN JAPAN」の信頼性は非常に高いようです。

ここ数日は服や靴、いわゆるミリタリーファッション的なものを買ってみたり

ミリタリーファッションといっても、あからさまな迷彩服とかじゃなく普段着として着用できるものを買っています。
「せっかく買ったのに着るシチュエーションが無い!」なんて勿体ないですからね。
サバゲーでもやれるなら別ですが。
もちろん今回チョイスした服もそのままサバゲーで使えるような物です。
普段着や作業着としても大変動きやすいです。

考えてみると、いざ有事の際にすぐに対応できていろんな場面で着回しがきくというのは当たり前の仕様なのかもしれませんね。
動きやすく頑丈な上に、汚れても気にしないくらいのチョイスでも
ある程度の組み合わせでファッションとしても楽しめるという
意外とコストパフォーマンス高いと思いました。

あまり服には興味無い方なので、ガチガチのミリタリー物じゃないものもたくさんあって驚きました。

靴なんかもそうですね。
普段の使用での実用性、有事の現場に耐えうる頑丈さや機能性を兼ね備えてるという。

身に着けるものが趣味と実用性を兼ねているというのが自分には大きいです。

VSR-10 Gスペックという東京マルイ製のボルトアクション式エアライフルを買った


これはガス銃ではなくエアガンになります。
(ちなみにスコープは別売り)

何と言うかいつもの気まぐれだったんですよ。
たまたま、いつも利用してるネットショップで『入荷しました!』のとこを何気無く覗いてたら突然買いたくなって買いました。
ええ、何かに取り憑かれたように(笑)

一応、長物にも前から興味はあったんですよ。
アサルトライフルみたいなものに。
ただ、サバゲーとかやらないし手を出しても使いどころがないなーと。

そんなおり、このライフルをたまたま発見。
YouTubeで動画でもあればどんなもんか調べてみるかと。
そしたら出るわ出るわ(笑)
かなりたくさんの動画がupされておりまして、参考にさせて頂きました。
参考動画:http://www.youtube.com/watch?v=Djpg8fDN5F4&fmt=18

一回一回ボルトを引いて空気を圧縮させて、トリガーを引いて弾を撃ち出す単発式のエアガンなので連射は出来ません。
しかし、スナイパーという一撃必殺の職業?って何だかカッコいいなと。
しかも、エアガンで50m〜60mくらい弾を飛ばせるとか謳ってるじゃないですか。
これはうちの他のガス銃の倍くらい弾を飛ばせるわけですよ。

ただ、実際に撃った感じとしては有効射程は30m程度。
それ以上はただ飛んでるだけですね。
自由落下で放物線を描きながら落ちていくので、そこに威力は残っていないと思われます。

それでもガスハンドガンの有効射程が15m程度だったので、有効射程は倍くらいになったのは間違いないです。

一応言っておきますが、ここで言う「有効射程」とは「狙って当てられる」ことを指しています。

もっと言うと、その距離にA4用紙を置いて狙って撃った場合
10発中7〜8発が用紙に当たるくらいの精度を指しています。
10発中2〜3発で良ければ、有効射程はもっと長く取れます。

風の影響やらが全く無い状態なら、もっと長い有効射程となるでしょうけど
そういう事も考慮に入れるとそのくらいが妥当な有効射程距離になると思います。

まあ、これはあくまで個人的な目安にしているだけなので
有効射程の考え方が一般的にこうだという事ではありませんのであしからず。

ともあれ、ボルトアクションライフル楽しいですよ。
これは自分に向いてる気がします(笑)
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