かつては毎日出勤前に、ソファーに寝ている愛犬、7キログラムのシーズーに「○○、おまえはいいなー寝てばかりいて‥」とその頭と背中をなでてから、だるだる出掛けていたものだが、その後わたしも病院で寝てばかりの生活になってみると、予想外にむなしくさびしいものだ。行動半径数十メートルの暮らしは相当にひまだ。
○○よゴメン。おまえだってむなしく、ヒマだったんだな。退院したら外に散歩に行こう。庭や草原を走らせてやる‥いま、そう思っている次第である。

ところで。ぜんぜん話はかわるが、現在病院のトイレに1日に9回ほど入るわけだが、備え付けの2つのトイレットペーパーの切り口を、ホテルとかのサービス機関がやるように三角折りにして出るようにしている。最初のころはトイレに入ると折られていなかったことが多いペーパーが、最近では徐々に折られることが多くなってきた。やりがいがある。この調子で“トイレットペーパー三角折り運動”を進め、いつかは院内の一つのマナーとして定着させたいというのが、今のプチ目標である。ちょっとむなしい。