《ボス リバイバルシリーズA/10》
この記事は2009年9月10日、私が手術に向けてダイエットで苦しんでいる頃、手術する東京の病院で遭遇した衝撃の出来事です。なつかしいなぁ…
では、ごゆっくりどうぞ。
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あなたと‥食べたい‥エチオピアのカレー(って私はイ・ビョンホンさんかいっ)
先回、「眠れない出来事があった、次回書きます」とか記事にしました。
眠れない方がいらっしゃるとまずいので書きますね。
じつは今回の東京での検査は「心エコー」の検査だったんです。心のエコではありませんよ。体の内部、今回は心臓あたりを超音波で見る検査です。
衝撃の出来事とは、担当の医者がとても若い、深キョン似の女医さんだったことなんですよ。
アレッ、ですよ。
心エコーの検査はカーテンの引かれた薄暗い部屋で行われます。上半身はだかでベッドに横になってなされる禁断の行為。いや、禁断ではないな。禁断だったら検査自体禁止されるし。
でもドキドキなのは間違いありません。
女医さん:「では、上半身はだかでベッドに横になって、お待ちくださいね」
ボス:「は、はい…」
(女医さん、一旦カーテンの外へ)
目を閉じしばし待つ私。落ち着け。落ち着くんだ。
女医さん:「では、体を向こうに向けてください」
ボス「ハッ、はい」
気づいたら女医さん、すでにベッドの横に来ていました。
女医さん:「これから体にゼリーを塗って、中を超音波の器具で見て行きます。ちょっとひんやりしますからね」
そう言ったかと思うと、なんと女医さん、ベッドに腰かけ私の体に体を密着させるではありませんか。
で、薄暗い部屋で(くどい)更に言うんです。
女医さん:「体をこちらに‥私に倒してください‥」と。
ボス:「た、倒す?」
もうドキドキですよ。
女医さん:「あらっ、おかしいなぁ、心拍数が高いですね。」
あったりまえです。
ボス:「あ、いや、すみません、いま戻します」(戻せるんかい)
女医さん:「うふっ
緊張しなくていいですからね」
ボス:「‥すみません」
ぎこちない会話。
で、女医さん、ゼリーの付いた器具で私のボディをゆっくりくすぐるようになめまわ‥いや、なでまわすではありませんか!!
ボス:「はうぁ」ですよ。
薄暗い部屋ではベッドに2人(って表現がいやらしいな)、背中に女医さんの体温が伝わってきます。緊張感はピークです。
女医さん:「あらっ?おっきい、大きくなってますね」
ボス:「はうあっ!!」
まいりました。すべてお見通しです。はずかしい。
女医さん:「心臓が‥おっきい」
ボス:「はい?」
よかった…。あぶなかった。
私、目を大きく見開いていたんです。
目ですよ。目ですからね。もう。プンプン(ってなんなんだ)
願わくばこの時間が2時間くらい続けかし‥などと古語を使って思ったりした私。
その後、嫁の、いや夢のような時間が過ぎ(寝てました。冗談です。ギンギラギンでした。告白します)いよいよお別れのときがやってきました。
女医さん:「お疲れさまでした。これで終わりますね。ところでボスさんはおっきいですね。心臓が大きめ。血圧が高かったことがありますか?」
余韻がさめやらない私、最後は女医さんの目を見、カッコよくキメようと思いました。
「フッ‥ア ス リ ー ト ですからはぅあっ!?」
驚愕です。驚天動地。なんと深キョンが50代の柴田リエさんに変わっているではありませんか!!!!
最初カーテンから出た女医さん、じつは女医さんでなく事務の方で、その後入ってきた方が女医さん、柴田リエさん似の女医さんだったのです。
あの温かいぬくもり、湿りのある声、何よりあの「うふっ
」は何だったんでしょうか…
しばらくは私、眠られません…