うちのプーちゃんは今日、風邪をひいているようだ。
私が顔を近づけるとプーちゃんはいつも鼻のあたまをなめてくれるのだけれど、今日はプーちゃんの舌が熱いのだ。
「あっ、プー、お前風邪ひいているな、風邪ひいているんだな」と。
今日、寒い思いをしたんだな。かわいそうに。
プーちゃんは今日も私のふとんの私の太ももの辺りで丸まって眠ります。
夜は私もプーちゃんも毎日あたたかいです。
題名は今日のロトがハズれたという意味ではありません。ロトは近々当てます。
ガックリして思い出すだけでも落ち込む出来事。
今日、とある表彰式があったんです。
で、私が司会を務めたのです。
そこでの出来事、失敗に私はガックリ来ているということなのです。
恥を忍んで書きましょうか。余計落ち込むかもしれないけれど‥。
その表彰式は午後2時の開会で、会場には百名くらいの方々がいらしてまして。
私は部下の作成したシナリオを読むだけで、いつもながらふつうに司会席に行ったのですが。
会場はもう数分前から静まり返っておりまして、私が司会席に2分くらい前に立ってからずっと静まり返っておりまして。
でも、担当から開始は2時だと言われていたので司会席に行って1、2分沈黙が続いてしまったんですよ。
会場の皆さんは私が始めるのをシーーーンと待ってまして、私も気まずくて、そんな中で会場を見るとその中に、さも「遅いな」という感じで刺すような視線を送ってくる人がおりまして。
なんでか私は急に緊張してしまったんですよ。
で、表彰式を開始したのですが。
なんでか、いつになく動悸がしてしまってですね。
原稿を時々、そう、全体で3、4カ所、いわゆる「噛んで」しまったんですよね。
最初噛むと動揺するものです。
次々に噛み始め、原稿自体小さめの文字でうたれており、私は中でも、「謝辞」を「祝辞」と言ってしまい、ハッと思い、「失礼しました、謝辞‥」と続けたり。
謝辞と祝辞は主体が全く反対の単語です。私がいかに上がってしまっていたかわかりますよね。ガックシ…
表彰式が終わり、私は恥ずかしかった。非常に。
部下もいたし、我が社の社長もいたし…。
客観的に今回のような「あ、あの人、上がっているな」という司会ぶりは時々見受けられるけど、これが私自身になってしまった。
こんなことは卒業したはずなのに、なんでか今日、開始前の「間」と「刺すような視線」と、「文字ポイントの小ささ」でハマってしまい、非常に恥ずかしい思いをしてしまった。
今日の出来事なんて、皆さん家に帰れば、いや、家に帰るまでもないうちに、表彰式が終わったとたんに忘れていることだと、ずるい考えができるようになっている私はわかるのだけれど、でも、私はなぜかしら何回も思い出して「あーっもう!!」と顔をしかめてしまうのです。
ほんと、自己けんおしてしまう出来事でした。
きっと当分、忘れることはできないでしょう。