仙台市科学館で『科学捜査展』が開催されていると聞き、ドラマの臨場や科捜研の女等で興味があったので早速行ってきた。

夏休みの自由研究にという事で、分かりやすく子供向けの展示が多かったが大人も楽しめるようにもなっている。

会場では歴史上の捜査方法(中世、江戸時代、近代)や交通事故鑑定、指紋鑑定、血痕分析、毛髪・足跡鑑定の方法の紹介や、最新の捜査技術や防犯グッズの展示・紹介、デジタルモンタージュや防犯センサーチャレンジ等の体験型展示物が設置されており、更に同時開催として会場内では『名探偵コナン 探偵達の星月夜』が上映されていた。

また専用のアプリをインストールしたスマホやタブレット端末を使用し、展示室内に設定された事件を捜査し解決していくAR体験も出来るようになっている。
折角なので相棒の米沢さんになりきってAR捜査をしてみたかったのだが、生憎タブレットは通信制限でアプリのインストールが出来ず、貸出用端末も全て出払っていたので出来なかった。ちょっと残念。

個人的にこの科学捜査展で印象に残ったのは捜査歴史だろうか。
科学捜査が発展する前の捜査は基本的に迷信や占いを利用したものや、拷問によって自白を引き出そうとするものばかりで冤罪も結構あったんだろうなと、やや鬱になった。
とは云え、全体的になかなか勉強になる企画だったと思う。

ところで科学捜査展に行ったのは昨日なのだが、タイミング良く機動鑑識車が来ていた。
存在は何となく知っていたが、実物を見るのは初めてだったので少々興奮した。

因みに機動鑑識車は火災原因を調べる為の車で、車内では火災原因の調べ方の説明やパネルによる展示が行われており、消防服を着ての記念撮影が可能だった。
此処は流石に子連れが多かったので見なかったが、機動鑑識車を見られただけでも満足だ。