不倫する人というのは明るそうに見えても、ウツの症状を持っている場合が多いです。
その背景にあるのは、精神的な緊張や負荷でしょう。
交際相手が既婚者だと、それが片方でも両方でも、喜びもある一方で不倫の徒労感や不信感などをかかえこみやすくなり、やがて精神面や体の不調として出てきます。
また、浮気されたパートナーのほうもウツや情緒不安定などの症状が出やすいです。
浮気の調査を探偵に任せ、歴然とした証拠が発見されれば配偶者とその不倫相手に慰謝料の請求も可能です。
心から信用のできない人間と、この先の長い時間を一緒に過ごすことはそのストレスはかなりのものになりますから、慰謝料をもらって離婚することもありかもしれません。
それと、原因となった不倫相手に慰謝料の請求をしておけば別れさせることも難しくはありません。
探偵社に相談するにしても、見ず知らずの相手に対しては怖いという方もいらっしゃるでしょう。
もし最初から実名で相談することに抵抗を覚えるというのであれば、匿名相談でもオーケーというところも多いですから、うまく活用して、信頼できそうなところだと感じたら、そこで自分や対象の個人情報などを明かすようにするといいでしょう。
探偵の仕事といえば、尾行を思いつく人は少なくないでしょう。
調査対象に内密に行動を見守り、依頼された証拠を得るまで調査するのです。
調査が発覚したというケースは極めて稀ですが、後を追う調査員は対象となる人物の動きを予測しておく必要があります。
予想しえないことに備えて動くのが、探偵の業務です。
相手に知られては依頼者の不利になるので、必死です。
探偵社の調査員になって5年目ですが、最も依頼が多いのが不倫調査です。
しっかりした裏付けを得るには要所ごとの手際の良さと、3カン(感、観、勘)が必要です。
その上、突発的な事態に対し、速やかに対処する判断力も大事です。
浮気の場合は相手もいることですし、あくまでも内密に調査を遂行しないとクライアントの利益を損なうことに繋がるため、常に細心の注意を払うことが大事です。
信頼と安全の確保に手抜きはありえないのです。