探偵社で働くには特別な資格は必要としません。
その代わり、不貞行為の調査などで成果をあげるには、一定レベル以上のスキルが要求されます。
ベテラン社員にも複数回の講習や試験を義務付けている会社もある一方、酷い会社になると調査の現場にほぼ素人のアルバイトさんを投入していることもあるという話ですし、注意が必要です。
費用対効果があるプロフェッショナルに調べてもらい、的確な資料を集めてもらうことが成果につながるのは言うまでもありません。
興信所か探偵事務所か迷う違いの差ですが、あまり無いのではないかと言っても言い過ぎではありません。
共に、浮気調査から身辺調査、ストーカー対策や行方不明者の捜索みたいな仕事内容は類似しています。
とはいっても、違いがあるとしたら依頼は、企業や団体は興信所に、個人からの依頼の多くは探偵事務所に行っています。
どこからどこまでが浮気扱いになるのかというと、やはり人によって違ってきます。
たとえ仕事上の付き合いでも女性と親しくしたら浮気だとか、少しでも体が触れ合う(あるいはどちらかが触る)と浮気扱いする人もいますからね。
ちなみに法律の上では、肉体関係があれば不貞行為になるものの、結婚生活に波風を立てないためには、不倫しているのではと勘ぐられても仕方ない行動は、しないほうが良いです。
探偵社には調査報告書というものがありますが、書式は一定ではないようです。
もし裁判等での使用が前提なら、証拠として採用されるには、元々の調査がしっかりしていて記載の要領も良い報告書でないと意味がなくなってしまいます。
調査報告書の利用方法を考慮した末、探偵社を選ぶようにしておけば安心です。
一般的に調査会社に頼んで浮気調査をしてもらうときの料金は、安いとは言えません。
そうは言っても、格安や一律を謳う探偵に依頼して、浮気してるかどうか「わからなかったです」では、お金をドブに捨てるようなものです。
理想から言えば、調査能力を第一に考えるべきですが、調査料が高額であるほど相応の調査能力があるかというと、難しいところです。