透明な匣

2回目の自助グループ
吐き出せない、胸の内に留めておかなければならない辛さもあるケド、吐き出した後のあの何とも言えない辛さがあって

何というか、吐き出すってかなりエネルギーを消費させてしまうのだなと

もうあたしは、自由に生きていていいんだと思える

長年の理不尽な親の暴力にいつまでも苦しんでいるなんて馬鹿馬鹿しい

caution

此処から先は自己責任で

「必要があったら連絡して」

あの人からの手紙
手紙ともいえないメモ程度

普通の家庭なら、有難い言葉かもしれない

けれどあたしには腸が煮えくりかえるくらい悔しかった

いい加減ほっといて欲しい

それすら伝えるのも嫌で

何回も「もうほっといて。こんなのはやめて」と伝えても意味がなかった

周りからは親不孝な娘にしか映らないだろう

生まれた時から夫婦喧嘩（罵詈雑言）を聞いて、時には夫婦でタッグを組んで叩く蹴るといった行動を取っても、何かしら否定されても、過干渉で成人過ぎても「〇時までに帰ってきななさい」と言われても「親には感謝しなさい」としか言われない
それも赤の他人から

大学まで出してくれた
それは感謝です

ですが、大学に行く時も「就職先は必ず教員か公務員にしろ。民間なんか受けたら辞めさせるからな」とも言われた

思えば中学時代、奴らからは「宵月の親は厳しいことで有名だよな」と言われてた

何でこんなに苦しいんだろう…