久しぶりにCD感想。
カテゴリを作ってなかったのでBLと表示されてますが、一般作品です。
全くBLではありませんでした(…実はちょっとは期待したんだけど、本っ当に普通の文学作品で。
でも、逆にまともな文学ドラマで原作の雰囲気が崩れなくて良かったです)


高校時代の授業から大好きだった作品。
なんというか…創作意欲とか、表現者になりたいと思う人間には響くものがある話だと思います。

表現したいことがあって、でも表現の方法や才能の無さが苦しくて、批判ばかりは一人前で、だけど自分は批判を恐れて何もできずにいる…まるで自分を見るようで苦しいけれど、そんな痛みですらこんなに美しい物語となるなんて、と。当時、素直に感動して原作の文庫を買って読みました。

原作の中島敦もこんな葛藤を抱えていたからこそ表現できたのだろうと思いますが…こんなに美しい物語を作る人でさえ、そんな気持ちを抱えるなんて…表現者とは飽くことのない探究者なんだと思ったことを今でも覚えています。

…前書きが長くなってすみません。
いや思い入れが深い作品だったのでつい…。
以下、名作文学(笑)の感想文です


名作文学(笑)シリーズ
山月記
-世界の中心でアイを叫んだ獣-


フロンティアワークス


CAST

・緑川光さん ・ 関俊彦さん
・てらそままさきさん







以下感想は追記にて