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泥棒

まるで小説のような始まりの実話の話。


朝起きて、居間の洗濯物を片付けようと思っていた矢先に母が

「皆さん、泥棒が入りました」

と言った。
固まる妹と私。
泥棒…そのわりに昨日と変わらぬ乱雑とした部屋。

「何か取られてないか各自確認してください」

たまたま昨日、居間には妹と私の通帳もとい財布まで置いてあった。
中身は無事。

取られたものはとりあえずない…けど本当に入ったの?
と聞くと母は。

「朝方、お母さんが居間で寝てたら窓がスゥーと開いて、何の音?って目を開けたら人影があってビックリして見てたら、ゆっくり閉まったの。
寝ぼけてたけど急いで玄関から庭に回ったら、いなかった。
駿足で逃げて行く黒いTシャツは見たけど日の出前だから暗くて顔は全く見ていない」

結局、昨日の夜に居間の鍵をかけ忘れて寝てしまったのが原因だったのだが…
普段は2階で寝ている母が、昨日は暑いのでたまたま居間で寝ていたので助かったものの。もし誰もいなかったら…ゾッとする話だ。

暑いけれど、節電も大事だけれど、防犯も大事な夏だと思い知らされた出来事だった。

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