RAIN&RAINBOW

ずっと書きたかったBLCD感想。
どれから書くか色々迷ったのですが、ここは自分の原点からいこう！ということで。
さなが初めて聴いたBLCDなので、思い入れが強い作品です。

【　キレパパ　】

原作：高城リョウ　コアマガジン　ｄｒａｐコミック

キャスト：桜井孝宏×緑川光
　　　　　宮田幸季　諏訪部順一　
          杉田智和　成田剣

＊あらすじ＊

綺麗でキレやすい、男やもめの鷹司千里（緑川）は一人息子の里樹（宮田）を溺愛するあまり、
息子に近づく男達を撃退する日々を送っていた。
そんな千里の天敵である里樹の親友、榊俊介（桜井）の好きな人が気になり始めた矢先、
千里の尊敬するミステリー作家：咲春香が俊介と同一人物だと知ってしまい…

さなが初めてBL作品を聴いた（見た）のが実はこのキレパパOVAでして。
ゲーム咎狗の血をプレイして、緑川さんの受け声が聴いてみたい！とネットの海を探索していた時に見つけた、緑川低音受け作品。
その後、原作→CDという流れでした。

＊個人的なMOEポイント＊
　
緑川さん演じる千里パパの第一声で堕ちてしまいました。
「目障りな蛆虫どもが…！」この憎憎しげな低音ボイス！
ホントさなが大好きな声でなんです…！綺麗な低めのやさぐれボイス（笑）
元々が低音声（咎狗＠シキ）にベタ惚れなので、この声にはキュンキュンです。

その後ストーリーが進むにつれ、乙女に可愛い声になるのですが、本当に上手い！凄い！としか言えません。
…というのも、さなはキレパパを聴くまで、クールな役の緑川さんしか存じていなかったので…ホントに衝撃でした（笑）
息子のこととなるとすぐにキレる（熱くなり暴走する）千里パパは、終始テンションが高い役なので演じるのも大変だと思うのですが、
見事にこなしていて。芸達者、と言いますか…プロの底力を見た感じで、すごい方だと再認。
「これからも付いて行きます！」という気持ちがむくむくと湧き上りました。

ちなみに、息子：里樹に対して話すときは父の威厳？が戻ってくるのですが、その度にまたキュンとしてしまいます…ｖ
下剤入りケーキを里樹の友達に持っていく時「まだ食べちゃダメだよ？」と息子にだけ注意をする時の話し方が…！
短いけど、すごく父って感じで優しくて素敵なんです。言われたい！これ、すごく言ってもらいたい！（オイ）

あと、千里パパが溺愛する里樹に夜七時を指して、「可愛い里樹には十分デンジャラスな時間だ！！」と熱弁をふるうシーンは何度聴いても笑ってしまいます…デンジャラスって（笑）心配性で過保護な千里パパは思考回路がおかしくて可愛いのですｖ

…っと、冒頭部分に個人的なMOEポイントが多すぎて長くなってしまいました（汗）偏愛ですみません。
緑川さんも素敵なのですが、このキレパパ、本当にキャストが豪華で声的には大変安定しているのでお奨めです。
初めて聴いたときは内容にびっくりしていたのですが（攻め15歳：息子の親友×受け35歳：子持ちバツイチ）
コメディでテンポよく作られているので、楽しみつつ良い声を堪能できます。

ちなみに、この作品はキャストの配役がとっても上手だなと感じます。

千里の相手となる里樹の親友：俊介に桜井さん。桜井さんは受け側という印象が強かったのですが、カッコよくて色気のある攻め声に惚れてしまいました…！クールで冷静な抑えた色気が非常に良かったですｖ

千里に溺愛されている一人息子：里樹に宮田さん。とっても可愛いんですよ〜溺愛されるのがよくわかる、可愛い少年声ですｖ
千里パパの想像で男たちに襲われるシーンがあるのですが、すっごく棒読みな喘ぎが（笑）素敵です。←※棒読みは演出です。

里樹の恋人で俳優：二条翔に諏訪部さん。もう、翔が現れると空気が一気に濃くなります（笑）千里パパでなくとも、里樹を誑かしている色男な遊び人にしか聴こえない。溢れる色気が素敵でしたｖ

小説家な千里の担当者：船場に杉田さん。万年遅筆作家な千里に苦労させられる担当者の疲労感が非常に滲み出ていました（笑）

千里の元友人で俊介父：成田さん。ストーリー的に必要な演じ方だったのでしょうが、千里にいつ手を出すのかとハラハラしてしまうくらいに、とっても色気のある怪しく含みのある話し方が素敵でしたｖ

 

全体的にキャストもテンポもよくて楽しく気軽に聴ける作品なので、えろが苦手な方でも楽しく聴ける作品だと思います。

※さなも初ＢＬCDがこれだったので、最初はえろシーンが苦手でした。
が、コメディシーンが楽しくて聴いているうちに、どんどん耐性が…（笑）
この作品は２、３、番外編、と続いているシリーズ物で、強烈な千里の家族たちが出てきて面白くなりますが、
とりあえず第一巻の感想はここまで、ということで。

※なお、このCD感想はあくまでもさな個人の感想です。
実際の作品や演じられた声優さんには全く関わりの無い呟きですので、あしからず。
もし、この記事についてのご意見・ご感想などありましたらお気軽にコメントくださいませ。