こんな夜には最高に悪いことをしてみたいと、冷たすぎる夜風に当たりながらふと思考してしまう。島袋です。



萎びれてしまった桜でさえも新しい水の中では綺麗に立ち直れるのに、こんな私は未だにここにいる。不健康を口から摂取しては、冷や飯を腹に納めるだけの自尊心です。



さようならの日まであと20日。この東京でのお土産は借金と悲壮感。沖縄での安月収で私の不安はさらに大きくなるんだろうな。これが罰か、いろんなことの罰なのか。



雨が続くのはきっと自他共に認める雨オンナの私の心情をより忠実に映してくれているからなんでしょう。明日も雨が降ることを、密かに両手を合わせて願います。




腹が痛い。
そんな感情でさえ勝てないほどの怠惰に苛まれているこの身体は、もはやどこに行くにも重たい覚悟を持ち歩く。指先はいつも軽やかに空気を跳ねて踊っているというのに、今回は何ともつま先から天辺まで全てがまるで自分ではないかのように動かし辛いのでありました。




全て終わればいい。
良いことも、悪いことも。