娘の身の回りで問題が起きた。
今年に入って何度目だ?
自分がしっかりしていれば回避できたことだから、自己責任といえばそうだ。
やはり、あのドンくさい子を東京なんか行かせなきゃよかったとか、
私の育て方がマズかったのかとか、
都会の空の下、
ひとりぼっちで不安な気持ちで一夜を過ごしたんだろう。
離れていると、
叱るに叱れない。
助けたくても助けられない。
色んなことを考えてたら
吐き気がしてきて涙が止まらなかった。
考えた先、たどり着いたのは
私が幸せだと
娘を不運が襲うのか…ってこと。
誰かが言ってた。
人はそれぞれ 幸と不幸のバランスが取れてるって。
お金はあるけど 健康に問題があるとか、
ビンボーだけど 家族が健康で仲良しだとか、
容姿端麗で不自由なく生きてきたけど
男運だけがないとか。
大好きなけんちゃんに
大切にしてもらって、
いつもそばにいられて、
きっと人生で今が1番幸せだと思う。
でも、
こうも娘に色んなことが降りかかるのなら…
『けんちゃん、
私、幸せになっちゃいけない気がする…』