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ピンクのプレゼント

4日前の、
けんちゃんと過ごした夜。



私の作った煮込みハンバーグを食べた。

けんちゃんはソースまでペロッと平らげてくれるから、作る方も嬉しい。



後片付けをして、
こたつでテレビを見ながら寛いでいると、


けんちゃんがスッと立ち上がって
クローゼットの前に行った。



『はい、ねーさん!』


背後からけんちゃんが呼ぶので振り向くと、

大きな箱を抱えて立っている。



『…?』

『ねーさんに、クリスマスプレゼントです(^^)』



『ぇ? 
 私に?…(。・・)』





フットマッサージャーだった。

ちゃんとしたメーカーの…

しかも、
ヒーター機能もついてて。

私の好きなピンク色(∩´∀`∩)





『こんないいモノ!

けんちゃん、高かったでしょ(゜ロ゜)』




いやいや、
そこはまず『ありがとう』だろ…

って思ったけど、
私ってば けんちゃんのフトコロを心配してしまった( ̄。 ̄;)



いい大人とはいえ、
まだ学生の身分。



『そんなに高いものじゃないですよ。

ねーさん、体じゅうコッてるし、
冷え性だし。

これ、あったかくなるらしいですよ(*´∀`*)』




『あっ、
ありがとう!

大切に使うね(゜ロ゜)


……その…

私もあるの! プレゼント。』




こんなでっかいモノ頂いて、
その後 出すのが恥ずかしかったけど、

小さい袋を恐る恐る差し出した(´・ω・`)





『あっ! 手袋だ(*´∀`*)ノ

前のがダメになったから、
今年買おうと思ってたんですよ。

ありがとうございます(^^)』




ふたりでプレゼント交換をして、

ありがとうの kissとハグをした。




それは長い、長い…




終わらない

kiss。
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