スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

いつもありがとうございます&SPNの兄かわいいの巻

いつも閲覧&拍手をありがとうございます。もはや何のサイトやブログなのかわからなくなりつつありますが、ひまつぶしの種にでもしていただけたら嬉しいです。


ガンダムWのパイロットの毛の話と、聖おにいさんのゼリーの話におそろしくアクセスが集中していたので、みんなガンダムWと聖おにいさんが好きなんだなって勝手に思いこんでホクホクしてました。もしかしたら毛の話とゼリーの話が好きなだけだったのかもしれない。


ところで最近、海外ドラマをいくつか観てました。


大河のように壮大なシナリオが一話ずつ進展するスタイルではなく、一つのシナリオがすっきりと一話で完結する時代劇スタイルをこよなく愛する私にとって、海外ドラマ(っていうか、主にアメリカとかのやつ)は見やすくていいです。


一話完結で途中からでも数話見落としがあっても充分楽しめるのでそこが好きです。人気が出れば出るほどおそろしく作品の息が長くなる所はちょっと嫌ですが。


でも最後にあからさまに気になる展開を持ってきて『次回に引き!』っていうのがない。あったとしてももう少しスマートに、そして頻繁にはやらないっていうのが本当にいいと思います。


あれを頻繁に、下手すると毎回やられると


『いつもこっちがお前のことばかり考えてると思うなよ!言っとくけどこちとらお前がいつ打ち切られても、全然続きが気になったりとかしないんだからな!好きとか全然ないからな!お前がどれだけエンディング数分前で煽ってきても、こっちはあくまで『最悪観なくても最後のオチだけググればいいか〜』程度の視聴態度でしか臨まないからな!』


みたいな、謎のツンデレ通り越して『気になるアイツのこと全然気にしてないどころかむしろ嫌いな素振りすら見せるオレ。そしてその結果、勇気を出して告白しようとするも因果応報、横から魅力的かつ優しいイケメンにかっさらわれて、フられるのを待たずして失恋するオレ』というBLおよび少女漫画界に度々登場するかませキャラ(人気作品もしくは作者に気に入られた場合、のちにフォローが入ったりする)のような心境に陥ることもしばしばだったりします。


それで何を観たのかっていうと『アリー my Love 』と『スーパーナチュラル』のシーズン1です。今さらとか言わない。両方ともシーズン1だけボックスを手に入れたんです。


アリーマイラブは一度観たことがあるから特筆することはないんですけど、スーパーナチュラル、これは大変だ。


こういうブログですから正直にぶっちゃけます。兄かわいいなー。っていうか兄弟かわいいなー。なんじゃこりゃ。四話の飛行機の話辺りで一気に好きになりました。


兄の大人の態度とちょっと子供っぽい態度の使い分けが絶妙すぎる。一見手のかかる自由なでかい子供の匂いをさせておきながら、弟や助けた子供なんかの前ではしっかりお兄さんしてるし、父親とのやりとりとか見てると、自由度は低く責任は重い長男のポジションをしっかりこなしてるし。弟の前では兄貴風吹かせまくりだけど、その癖弟(と父親)がいなくなったら一人で生きていくのちょっと難しそう、と感じさせる謎のギャップが素晴らしい。


弟の兄に対する『僕が大人にならなくちゃ、折れてやるよ大人なんだからチキショー』っていう態度とか、でも結局感情大爆発で喧嘩しはじめる所もいい。他の人にはジェントルな態度で接してるけど、兄にサミーって呼ばれたり子供扱いされると結構簡単にムキになるし、大人ぶってた化けの皮がベロっと剥がれるその感じがかわいい。兄にずけずけとキツいこと言ってみたり、何も言えなくなったり、急に素直になったりこの弟は大変だ。


この兄弟って、同じ悲劇の下に人と違った生き方を余儀なくされた二人ではあるんだけど、その実、抱えてる悲しみの根本や性質にズレがあって、それゆえに父親に課せられた生き方に対する考え方も正反対で、おまけに二年間の離別がさらなる違いの溝を深めてるから、お互いがお互いの考え方や違いに翻弄されたり驚いたりしてる。知ってるようで知らない人。ものすごく近い他人。時として愛憎半ばの複雑な感情も渦巻いてたりして、久しぶりの再会から終わりの見えない旅路の中での、お互いのことを手探りしてるあの感じが、私の中でものすごく萌えポイント高いな、って思いました。
前の記事へ 次の記事へ