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ヤンデレの山岸ツンデレの岸辺


ナルトの表紙のザンプが置いてない‥‥だと‥‥?

先週ジョジョのアニメに大興奮したのちに、仗助と億安が動いて喋る四部のCMに魂的なものを持ってゆかれて、とどめにざんぷに『岸辺露伴は動かない』掲載って言われてギョヘエーーッビクンビクンてなってたのに、結局今日になるまで買いに行かない自分。

何故かって言うと、週刊の方ではなく月刊のジャンプに載っていると思っていたのです。 調べもしないのに、何故か勝手にそう確信して自己完結していたのです。意味不明過ぎる。


今日の夜、あわてて探しに入った本屋さんのコミック雑誌コーナー。そこに積まれたジャンプの種類が豊富過ぎて、ビジネスジャンプとそれ以外のものしか見分けがつかず戸惑う、そんな体たらくです。

富豪村読みたいよー。露伴先生は四部の脇キャラで、間違いなく一番好きなキャラです。ジョジョ三大ツンデレ、岸辺露伴。(後の二人はシーザーとアバッキオだと思ってるんですけどどうでしょう)

思えば四部はアレですよね……ツンデレにヤンデレに、有象無象の自称フェチな凡百を鼻で笑うレベルの真性手フェチ(己の性的嗜好のためなら殺人もやむ無し) に、よりどりみどりですねなんかね……

十五夜的なノリのらくがきと、でも馬には罪はないしの話

なんの意味もない落書きで父の競馬用の赤マーカーを息の根止まる寸前までムダ使いしまくってやったぜー!しかもただのクロッキー用紙に!すぐに捨てられてしまうような紙に!ざまあああああああああああああセコいとかいったらあかんんんんんんんんんんんん!

世界中の競走用牝馬はある日突然、全て美男子化してしまえばいいんですよ。

突如目の前で起こった前代未聞の珍事に、揺れる競馬会。預かっていた金の卵を産む馬たちが、単なる形のいいホモサピエンスになってしまい、責任の追及に青ざめる牧場だか馬舎だかの人。怒り狂うか腰を抜かす馬主。動揺のあまり、取り乱してヘイヘイホーする演歌歌手(同じく馬主)取り急ぎ、レースのできる馬を探すが牝馬という牝馬は皆美男子に、雄馬は何故か姿を消してしまい、八方塞がり状態に。

レースをしないわけにはいかない。それは大きな損失だからだ。弱りきった競馬会は、苦渋の選択をする。

元牝馬の美男子達に、そのままレースをさせるのである。もちろん騎手の鞭裁きの存在なくして競馬は成り立たないので、美男子が騎手をおんぶする、あるいは騎手かひざまづいた美男子に跨がる形でレースは行われる事となった。

パドックに手綱と首輪をつけられた美男子がぞろぞろと練り歩いた所で、それを中継するテレビ局にクレームが入った。

『なんかいかがわしい。テレビなんだから子供も観るのに、あんなものを映さないで欲しい。きちんと馬を出せ』

記念すべき一発目のクレームである。これを皮切りに、その日のレースは苦情の電話がひっきりなしだったと後に局の人間は語る。

そして始まる第一レース。観衆は意外にも冷静に、その時が来るのを落ち着いて待っていた。

競馬を好む人間にも様々なタイプがいる。若い者、老いた者、男、女――今日は圧倒的に女が多い。それも普段、こんなヤニ臭い所に足を踏み入れないような若い女だ。おそらく競走用の牝馬が美男子化するという事件をメディアで知り、一目見ようと押し掛けたミーハー達だろう。キャピキャピとしたのもいれば、どう見ても冴えない、暗そうな、一言で言えば気持ち悪いのもいる。モー、だかモエー、だかと身をよじって唸っている。牧場か何かと勘違いしているのだろうか。しかしここには牛はいない。残りはいつもの客層だが、どう見てもいつもより少ない。

競馬をたしなむ人間にも様々な事情がある。純粋に競争馬が好きな者、説明不可能な思考回路をしたギャンブル中毒者、働きもせず競馬の掛け金だけで生活しようとする者、こづかいの範囲で浅く楽しむ者。

彼らは一枚岩ではないが、長くこの世界に触れた者ほど、レースはもとより、あの美しい馬のフォルムを愛していた。頑張って走る彼らが好きだった。そこは皆同じだった。

だからこそ、レース場にスタンバイしているのが、愛する馬の名前がついているだけ(にしか見えない)キラキラのホモサピエンス(♂)である事に、納得がゆかない者がいた。とまどっている者も大勢いた。


「先輩あれ見ましたか?」

「おー、見た見た。人が馬の名前つけて走るなんて冗談じゃねえよな。俺が見たいのは走る人間じゃなくて走る馬なの、大穴カイゼルテイオーちゃんだけなの!」

「先輩まだその馬諦めてないんスか。でもあれ、一応は馬らしーっすよ。ネット上で協会が公式発表してましたもん」

「うるせえな、大穴狙いは男のロマンなんだよ。っつーかお前よお、アレが馬に見えるか?野郎だろ?誰が見たってあれは人間の野郎だよ。馬が人に化けるわけねえだろが。どうせ輸送中に馬が逃げたかなにかで、輸送車の運転手かま責任逃れにデマ言ってるんだろうぜ。とにかく俺は行かねえぞ。あんなの競馬じゃねーよ」

「そんなもんですかねー?いや僕もパスしますわ、そろそろ競馬以外のまともなデートしないと彼女怒りそうだし」

「競艇でも行ってフラれてこいよクソが」


それらはごく自然な流れだろう。
そして残ったものだけが、こうして会場でレース開始のファンファーレを耳にしているのだった。

位置につく美男子達。彼らが馬であろうと人であろうと、気にするものはここにはいない。小柄な騎手達も思い思いのスタイルで、彼らの上にスタンバイする。

パン!

空砲が鳴った。




……って感じでレースが始まって、

レースの真っ最中に各自の眼前でぷりぷり揺れる引き締まった尻に、馬という馬がそれぞれ『うほっ!』ってなって、そこから始まる阿鼻叫喚のバラ園劇!騎手など雄馬の性欲が絡んだ魂のウィーリーを前になすすべもなく、ゴミのようにバラバラと振り落とされてゆくのです。レース場は一億総BL状態、一匹残らず行われるインアウト!それだけでは飽きたらず、やがて騎手同士までこそこそと茂みでリッキンサッキンオウイエス!アイムカミン!ノッキンオンヘヴンズドアー!

……ってなって、滅茶苦茶になったらいいんですよ。競馬なんか。なんて長い前フリ。

いやだめだ、それじゃまっとうに楽しんでいる人がかわいそうだものな……。私も擬人化したからといってあっさりと馬のBLに萌えるかっていうと、ちょっと微妙だものな……そんなのは誰も笑えない。

友達にバンビ2のお父さんすごい萌えるから是非見てって言われてDVD を見たら、確かにそこには桃源郷があったんだけど、あれはBLでも鹿萌えてもなくて、不器用な子育てに奔走する父親萌えだからな……しかし彼女はTOVのフレンと言いaphのドイツと言い、なんてストイックな萌えキャラを発掘するのが上手いのか。

うおおおなんだって知りたくもない馬知識が募ってゆくのか冗談ではない。ああ、勘違いなさらず。馬は好きです。馬刺おいしいですから!エンガワあンまい……!生姜醤油のもたらすハーモニー!え?生きてレースする馬?うん……いいんじゃないかな……普通に……馬はかっこいいと思うよ本当に……


添付のまっかっかは、仲秋の名月というかなんというか、とりあえずウサギとかとかススキがあればいいんだろ的な本田です。十五日ずっと先ですけれどね。

このタイプのウサ耳を見ると、ラーメンズの『バニー部』のコントを思い出します。大好きです。
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