おせちとか

おせちの仕込みが一段落したので、鳥の照り焼き用に作った生姜の絞り汁ではちみつレモン的なものを作ってみた。本当は寒いので酒の一杯も頂きたい勢いですが、まだ買い物に行かなければ……!

ミルクボウルとかいう無駄にシャレオツい茶碗をここぞとばかりに使ってみましたが、普通のカップの方が全然好きだなと思いました。

あとは夕飯の準備と雑煮のつゆと煮しめを作るのみ……!めんどくせーけど頑張る!明日早起きしたくないから頑張る!よいお年をー!

なんだこれって映画も


レンタルだと案外楽しめちゃう謎。


その名も『赤ずきんの森』
スコットランドのホラー映画です。2005年くらいの、ちょっと昔のやつです。同じタイトルの映画があるそうですが、そっちは面白いらしいです。
以下、ガンガンにネタバレしてます。


ジャケットはいかにもおとぎ話になぞらえたダークホラーを彷彿とさせる感じの、赤いフードを被ったブロンドヘアの女の子がランタン片手に闇を覗くような佇まい。

さらにその背後には狼を彷彿とさせる獣の牙が象徴的に配置され、極めつけのコピーは『狼さんが悪いって誰が言ったの?』とこれまた意味深です。上手いです。実際、嘘はついてないし興味をそそられる。


このジャケを作成したデザイナーと、邦題とコピーをつけた会社によって、どれだけの人が騙されたんだろうwwww

ちなみに、この映画の原題は『Wild Country 』って言うんですよ。それだけでなんとなくもう気付くかと思うんですけど実はこの映画……


赤ずきん一切関係ないんだなこれが……!


本編に赤ずきんの要素が一切ないにも関わらず、ヒロインがたまたま着てた赤い服(ジャケ写ではなんとなく赤ずきんっぽく見えるけど、あの上着の下は普通の服です。主にハイキングなどにぴったりな、非常に機能的な服を着ています。ダークメルヘン感ゼロ)と思わせ振りな邦題&コピーでここまでそれらしくでっち上げた配給会社の知能犯っぷりが伺えますね。


はっきり言ってしまうと『赤ずきんの森』のストーリーは童話モチーフ系ホラーファンタジーとかそういう路線のものではなく、深い森の中で謎の怪物に襲われる少年少女達が一人また一人消えてゆく…閉ざされた暗い森の中で、彼らは怪物の牙から逃れることができるのか?……的な超ベーシックな感じのホラー映画なのです。こういうホラーにありがちな、セックス、乱交=死亡フラグのお約束もばっちり踏襲。


その作風を一言で言うと、超低予算で作られた、ああホームメイド……カントリーマアム……って感じの手作り感あふるる映画です。その手作り感を遺憾なく見せつけるメイキングまで付いてくるよ!メイキングは全体的に役者さんと撮影側の人がノリノリっぽくて楽しそうだったので、実は観てて楽しかったです。


ところでこの映画の怪物というのが、すなわちジャケ写で牙を剥いている『狼』ということになるのですが、これがどう見てもちょっと『あん?狼?』みたいな感じで……どっちかというと猪とグリズリーのハーフ&ハーフかな、みたいなビジュアルでした。

タイトルはともかくコピーに嘘はないって書いたけど、やっぱりそうでもなかった。


ここまで邦題を裏切る内容というか、内容を裏切った邦題で通した理由はなんなのか。いやきっと売る為だと思ってますけど。


話の筋や画面に致命的な不自然さ(←ひどい系B級映画として許される範囲内の、技術の拙さとか金銭的な理由によるアラ以外の『これは絶対ダメだろ!』って感じのマイナス要素)はなかったし、この邦題さえなければ、期待してたのにがっかり〜的な現象もあんまりなかったんじゃないでしょうか。


あと一つ。登場人物の少年少女達の中に一人だけやたら演技の経験豊富そうと言うか、明らかに『なんかこの人が一番うまい』って感じの人が紛れ込んでて、誰だと思ってたらマーティン・コムストンでした。ヒロインの元彼役の人なんですけどね。他の映画(もちろんB級ではない。確かカンヌで脚本賞を取ったとかいう、人生詰み過ぎてつらたん的なストーリーの映画でした)で主役を張った人が、何故こういう映画に出ようと思ったんだろう……


このヒロインの元彼が作中唯一『こいつだけは死なないでくれ』っていうキャラでした。
それとは裏腹に、少年少女達をオリエンテーリングの為に森の中へ連れて来た独善的な神父に対しては『絶対こいつ自分の内面の醜い所を露呈させながら残酷な方法で死んでゆく系キャラだ!』と信じて疑いませんでした。
神父は実際予想通りだったんですけど元彼の方は……

一応大オチは伏せておきます。しょぼい映画愛好家な人はなかなか楽しめると思うので、是非どうぞ。どうせレンタルっていうのと、一時間で終わるこじんまり感やメイキングの文化祭の準備的雰囲気も手伝ってか、私の感想としてはそこまで悪い気分じゃなかったです。

なんか、一種の微笑ましさすら感じましたね。

その着こなしはもう聖徳太子にしか見えない

ついでにカレー臭かったりしたらもう完璧よ。

この画像の左側の人がますこう先生の聖徳太子過ぎて震えが走ったので思わず写真に納めるの巻。

ジャージの色は妹子カラーですね。

よくみると頭のアレも違うんですけどっていうかそもそも日本の人ですらないんですけど、このますこう先生的な着こなしはもう聖徳太子にしか見えないぞ……

ギャグ漫画日和の飛鳥時代ネタがシリーズものの中で一番好きです。二人ともなんだかんだで険悪な仲にはならないから安心して見れる感じ。松尾芭蕉と曽良君は面白いけどやめたげて…!ってなるので。

昔、曽良君大好きな友達とその辺り生討論した結果『あれはそういうプレイだよ』という答えを頂きました。

それでは芭蕉さんが若い子に苛められて『松尾芭ションボリ』とか言いながらその実、全然松尾芭ションボリなどしてないむしろ大歓喜な変態ということになってしまうけど友達の『だって松尾芭蕉すげーかまってちゃんだし』という言葉にちょっと納得もしてしまったという……

続かない系だとおじいちゃんの大往生ネタと英会話教室の外国人のみかんとビワ(みわ)とか西遊記とか好き。

ところで前回の記事がどう見てもメールの宛先入力ミスですね。唐突に何の脈絡もなく、ただただメイク落としの不備を報告することに徹するブログとか斬新だね。
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