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明日のために





今日を積み重ねる我々を




聞いてしまおうか



まだここにいていいですか、と
そしたらきっと、
以前ほどの希望が見えなくてもいい
何度も繰り返すだけなんだ
ほんの一時の記憶にすがって
またひたすら生きていくだけの






知ることだけは忘れなかった



何かを知ることで私の大事な人を嫌いになるような
そんな精神にだけは育たなかったはずだ
よい方向性に考えているだけだとしても
私は知ることと考えることを愛したのだ
それを否定する私は
どの私にもいなかったはずだ



世界の全てが私を嫌いでも
私は知ることをやめるべきではない
考えをやめることはしない
大切な人を失って私の心が壊れても
何もかもから見捨てられても
それが受け入れられなくても
私は思考を止めてはいけないはずなんだ


望まなければ失わなかった




なんて強欲で傲慢で
手を伸ばさなければ
その手の内にあった幸福を
握り潰して壊してしまうこともなかったでしょう
どこかに置いて距離を置くことすら怖くて
その結果失ってしまった
伸ばした手も届かずに
何も、何も残らなくて





私は



私が思う以上に歪んでいて幼い
そしてその部分を認められず
理性と呼ばれる教養は何もかもを否定する
こうである自分を全て否定するのは自分が得た正しく美しくみえるものであって
他人が辿り着くことも知ることも
興味を持つこともないそれにずっと
終わり無く苦しみ終わり無く問い続けているのは
私であった
いいや知っているとも
誰かが触れればそれは形を得てしまう
それが共通の認識になって明らかになるのが
私は死ぬほど怖いのだ
恥に違いない
ずっとずっと堂々巡りならば
この思考もどこかで死んでしまうだろう
脱け殻が歩き回ったところで
目的は変質する

ずるい人間だ、私は



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