かれこれ十年以上、興信所の探偵として勤めていますが、一番多いのは浮気の調査ですね。
もちろん、その証拠を集めるにはそれなりのワザとカンを要求されます。
想定外のことがたくさん起きますし、それを速やかに対処する判断力も大事です。
浮気の場合は相手もいることですし、あくまでも内密に調査を遂行しないと多少疑われるだけでも依頼者にご迷惑を及ぼしかねないと思うため、徹底的に注意を重ねるのは言うまでもありません。
非嫡出子でも認知を求めることはできます。
認知してもらえれば子供のための養育費を請求できますし、とても重要な手続きです。
すでに別れていたり、認知するしないで揉めた場合には、訴訟を起こされることもあり、浮気の事実があれば否認は困難です。
そのような事態に陥る以前に不倫関係を絶っておかなかったら、長期的に見てかなりの不利益を被る危険性があります。
一般的に不倫の証拠に使える写真というと、浮気相手と共にホテルに入る場面につきるでしょう。
個人でも良い機材があれば撮影できるかもしれませんが、証拠としては使えないレベルであるケースがあります。
ちゃんとした証拠として使えるような写真を入手したいのだったら、その道のプロである探偵に依頼したほうが賢明でしょう。
資格不問で採用してもらえるのが探偵社ですが、実地面での素行調査(不倫や不貞含む)を確実に遂行するには、慣熟したスキルというものが必要です。
社員教育の徹底した会社を選ばないと、調査の現場にほぼ素人のアルバイトさんを投入していることもあるという話ですし、格安というところは注意したほうが良いでしょう。
価格に見合った技能を持った探偵に調べてもらい、的確な資料を集めてもらうことが確実な成果につながるのです。
探偵が気づかれないようにしていても、依頼者のちょっとした言動でパートナーが警戒心を抱くことになって浮気調査が難しくなり、失敗してしまう場合もあるでしょう。
浮気調査を探偵に依頼しても、絶対にあなたの望む結果になるとは限らないのです。
成功しなかったときの調査にかかった費用についても、契約を交わす際に決めておくことが大事だと言えます。