子供のいる親が離婚する時は、浮気していた側は親権が得にくいという話が蔓延しているようです。
でもそれは、絶対的なものではないのです。
子供の親権というものは、裁判では子供と生活上きちんと接しているか(同居が前提)や、どれくらい育児に関心を持ち、かかわっていたかといった点を見ていきます。
つまり、子供の生育に適した環境かが優先されると考えて良いでしょう。
浮気で生まれたいわゆる婚外子でも、認知を求めることができ、一般的には子供の母親から父親に対して行われます。
戸籍に名前が記載されるだけでなく、子の養育費の支払いにも関わるため、親子関係では非常に重要な手続きとなります。
浮気だからと認知に消極的なときは、裁判になることもあります。
子供ができないうちに浮気をやめてもらわなければ今後の人生設計にかなりの不利益も覚悟しなければなりません。
調査会社が探偵業務で使用する道具というと、以前は発信機でしたが、最近の探偵社の多くは更に信頼度が増したGPSを使用するようになり、同じ「発信機」でもこんなに違うのかというほど尾行失敗(失尾)の確率を下げるのに役立っています。
いまどきのGPSの精度はとても高く、大規模な立体駐車場やガレージ等に入り込まなければ、対象車両の所在はすぐ分かるようになっています。
外装が目立たないGPSもあるので、一度取り付けてしまえば調査の精度はさらにあがります。
たとえ出来心でも浮気をしてしまったら、向こうの奥様が慰謝料の請求を内容証明郵便で送ってくることは浮気の場合、当然ありえることです。
ひとくちに慰謝料といっても、向こうが離婚したかどうかで差があります。
仮に離婚せずに非常に多くの慰謝料の請求があったら、すぐ返事をせず、弁護士に相談するべきです。
一般に、探偵が尾行するのにいくらくらいかかるかと言うと、何人が調査に関わるかにもよりますが1時間で1万円から3万円ほどと考えてください。
当然のことですが、調査員が少数なら安く多ければ多いほど高くなります。
また、尾行の時に移動のために車やバイクを使った場合、別途交通費、車両費として請求されることがありますので確認がいります。