旅が終わる―ーだけど日々は終わらない 俺が愛した このタフで優しい日々はーー

っていう言葉がすきで、毎年手帳に記しています
映画公開するってんでアニメージュに載ってて、黒髪の青年が気になってました
骨折して部活に行けない時に思い出して漫画読みだしたんやったかな、『トライガン』。
血界戦線(今日は待ちに待ったツェッド登場回)の前作です

初めて読んだときからずっと「私の好きな漫画ランキング・絶対手放さない漫画ランキング」トップ3に君臨する作品。
万感の思いをこめてアツい、切ない、かっこいいっていいたいんですがあまりにもあまりなので拙い語彙で魅力を伝えたいとおもう
ナイヴズレガートエレンディラエミリオチャペル他、嫌いな敵がいない。もっというとどうでもいい敵もいない 
特にエレンディラ大すきなんですわ。強いとこもお茶目なとこもえぐるわよ、のとこも好き。一番はナイヴズを盲信してないところ。レガートに対して嫉妬心はあるしそれをレガートにぶつけもするんやけど自分がロストナンバーであることもやらなあかんこともわかってるし、自分の楽しみに堕ちないところがすっごくすき。かっこいい。
チャペルの好きなところは…パニッシャーに対する執着や愛情。

ナイヴズもヴァッシュも根っこは一緒…やけどヴァッシュはただ心が強いとかそういうものを超越してて、ある種こわい。裏切られても裏切られてもへこまないわけじゃない、傷がつく、死なないわけじゃない、でも逃げて、ほとぼりがさめたらまた人間に寄り添うって、なんでそんなことできるんやろうとか、思ってしまう
人類全員が家族だからで、家族であるからこそジュライをはじめむちゃくちゃ苦しい思いをすることになるのがまた

この漫画読んでて一番許せないのがヴァッシュに石投げる人、道楽ならよそでやってくれっていう人、あと上二つとはちょっと毛色ちがうけどナイヴズに対してプラント信奉者かとかいう人
どんなチンピラより、GUNS-HO-GUNSよりも腹立つ。短絡的にしか自分たちの平穏な暮らし
そを捉えられないの。必要な描写だと思うしよりヴァッシュやウルフウッド、待ちの人々の視点や背景が違うことがわかるものなんだけれど、それでもやっぱり胸糞わるい。

ウルフウッドの話をほぼしないままここまで書いてきてしまった
血界戦線むちゃくちゃおすすめなんですけど同時にトライガンもおすすめです
読まずに死んでもいいけどその時はお墓の前に備えとくんで読んで!!!っていうくらい読んでほしい