いい天気。
マスクつけてる私に笑いかける子ども。
バイトを始めたばかりで、慣れていない男の子。レジ打ちを間違えてしまい、ハニカム顔。
桜が咲いていた。
いつも浮かない顔のセンパイが、ご結婚されたこと。
なんとなく気軽に話せるようになった同期が、飛んで会いに行きたいと言っていたこと。
溜まっていた洗濯物を風に靡かせてあげられた。
母の息抜きの道が見つかったこと。
ちゃんと目を開けて、心を込めて見渡せば、いろんなところに転がっている温かい出来ごと。
2/23 月命日。
1月の大雪の次の日のとても寒く、晴れ晴れとした日の夜。
旅立ってしまった彼女。
大好きな彼女の顔を思い浮かべてみると、やっぱりさみしい。
言葉が話せないあなたからもらったものは、大きすぎて。
ハグをして背中を撫でてくれた彼女。仕事だけではなく、生きる上での活力でした。
どうにもならない思いさえ、あなたの顔を見たら心が休まりました。
少ない時間のなか、一緒に過ごせた日々は本当に穏やかすぎて。
彼女といると、心がとても温かくて。
もっと一緒にいたかった。
私が無償の愛を持っていることを教えてくれたあなたへ。
永遠の愛を込めて。