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6月も終わりですな

何となくバトンをやってみるってだけ。
6月もあっという間でした。7月…もう嫌な予感しかしないけど頑張ろうー

『擬音語バトン』


□波の音は?

→ざあー…しゅぱーん


□雨の音は?

→ぽつぽつ、ざーざー


□飛行機の音は?

→ごおおおおん


□電車の音は?

→がたんごとん


□銃声は?

→ばきゅーん


□平手打ちは?

→ぱちんっ


□ガラスが割れたら?

→ぱりーん


□ノック音は?

→こんこん


□今の心境を擬音語で!

→とすとす


□次の人へドカーン!と回して下さい。

→適当にひょいっともっていってくだしゃい


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【腐向けオリジナル】新ーARATAー【if】

……神はもうすぐ死ぬ。

ずっと隣にいたから分かってた。 神が最近、どこかに出かけているのは知ってた。次々といなくなる仲間達。一人、また一人と神の元を静かに離れて行った。きっとそういう時期なんだ、とは感じていた。それでもまだ神と離れたくなくて平常を保っているうちに、神から終わりを宣言されてしまった。
神の相手は綺麗な人だ。「年の割にドジで子供染みててほっとけねえ奴だ」って言って神は笑ってた。もうすぐ死ぬのに幸せそうだった。相手の人の腹はどんどん大きくなっていって、それを見ているたびに俺の胸が苦しくなった。あの腹の中にいる小さな命が失われれば、神はまだ生き続けるんじゃないか?そう思ってしまう自分が恐ろしく感じた。それくらい神が大好きなんだ。この想いもあとどれだけ続くのだろうか?

「お前はどうするんだ、誠児?もし、お前が最期まで側にいてくれるなら…」

「おう、俺はずっと神の側にいる。ずーっと」

神は笑った。その笑顔はどこか儚げで、そのまま消えてしまいそうだった。

「ありがとな。じゃあ、あいつも、お前に任せるよ。お前が大切に育ててくれ」

そんな言葉聞きたくなかった。そうは言えずに、俺は無理矢理笑顔を作った。その時のことは考えたくなかった。

「分かったよ、神」

神の言うことなら何でも聞けるよ、そういつも通りのことを思った。きっとそうでなければ、俺はとんでもないことを仕出かすかもしれない。



相手の陣痛が酷くなった。神と俺は彼女を連れて病院へと向かった。彼女の苦しむ声がする。俺と神は部屋の前で立っていた。神の身体はふらふらしていた。

「大丈夫、神?」

「ああ、あいつに比べたら俺のなんて何てことねえよ」

そう言って神は笑った。でもその額には汗が滲んでいる。俺は神を抱き寄せた。思った以上に神の身体はすんなりと俺の方へとやってきた。

「誠児…いや、久々にそーせーじって呼んでやろうか」

神は声を出して笑った。後ろの部屋からは看護師の「もうすぐですからね、頑張って!」という声が聞こえる。

「…今まで、ありがとな」

「嫌だよ、神!死ぬんじゃねえよ!」

神の指が俺の唇に触れた。

「デカい声出すんじゃねえよ。ここ、病院だぞ」

バタバタと急に忙しくなってきた。きっと、彼女の容態が悪いから。それはもうすぐ新しい神が生まれる証。ごめんと謝ると、神はまた俺に微笑んでくる。

「お前がいたから、こんなに長い間、神として、やってこられた」

きっと普段ならこういう言葉が何よりも嬉しいんだと思う。だけど、今日は違う。そんな言葉を言わないでほしい。普段通りの何てことないことを話してほしい。そう俺は思っていたけど、口には出せなかった。

「俺を慕ってくれて、俺を愛してくれて、ありがとう。お前は、最高の、熾天使だ。俺の誇りだ」

向こう側の騒がしさが増してくる。俺の腕への重みも増してくる。神の声はどんどんかすれていく。それでも俺を見て、俺に微笑みかけてくる。

「これから先、お前はまた人間として生きるだろうな…?楽しんで、目一杯、この先の”人間としての人生”を」

何か言わなきゃ、と思いながらも言葉が出てこなかった。俺はただ神の言葉を聞いている。何だろう、頬の辺りが濡れているような気がする。

「俺のことは、もう、いいから。 ただ、俺の子供は、大切に、育ててやってくれ。できないなら、他の奴にでも、頼めばいいから、とにかく、あいつに、愛情を」

うんうんと俺は何度も頷いた。内容は頭に入っているようで入っていないかもしれない。もう怖くて仕方がなかった。時間が止まってほしくてたまらなかった。運命に願った。これを止められるのは運命だけだと思った。

「ごめんなー…、そーせーじ…。お前を、置いていくことになって。お前は、俺がいないとダメなのにな?」

神はそう言って声を出してまた笑った。 俺も釣られて少しだけ笑う。

「そうだよ…!俺には神が必要なんだよ…!!」

泣くな、俺と自分に言い聞かせれば言い聞かせるだけ、声が涙声になっていって。頬を暖かい何かが伝っていくのを感じる。笑わないと、神は俺のこんな顔を見たいんじゃない、そう思いながらも、別の俺がそれを阻んでしまう。

「ん、そうだよな…。本当に、ごめんな…。それでも、お前には、”人間としての人生”を、堪能してもらいたいぜ…?だから、ちゃんと、がんばれよ、そーせーじ……、”俺”からの最期の、願いだ……」

神の目が閉じていく。それを止めたくなったけど、そんな手段はなかった。ふっと目を閉じた神が口を小さく開く。

「お前に、名前で、呼んでもらったこと、ない、ままだな……”桐笥”って、言えよ、誠児」

「……桐笥」

俺のそれを聞くと、神は満足そうに微笑んだ。俺の身体に身を任せて、ゆっくりととんでいく。
背後の部屋から、小さな神の産声が聞こえた。

神−北園桐笥は死んだ。俺の神は死んでしまった。俺の腕で、満足そうな顔をして眠ってしまった。
俺は新たな神の産声を聞きながら、さっきの言葉の続きを”桐笥”に届くように風に乗せる。 

「ずーっとずーっと、大好きだよ」

おわり

初期綾妃くんと今綾妃くん

初期綾妃くん
ある大金持ちに使える怪しい奴。イケナイ薬に詳しい。 主様が大好き。それ以外の人間には容赦ない。口は悪くない。きっと自分が可愛いって自覚している。
(デザインは覚えてないので、髪切る前の綾妃くんのデザインから。目は想像)

初期「きょーいち様のためなら何だってするよ…。邪魔なものは全部消してあげる。ね、きょーいち様」
今「(任みたい…?)」
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