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【一次創作】10月4日の本編

※本編っていうのは、わたくしと弟が話して作ったストーリーです。

*** 
桐笥達、神と神の使い一行は旅行中である。3大神は外で遊んでいる。その3大神の側にいるのが、先代ラードーンの留である。天界神メリッサと話していた留は、息子に伝えたいと地面に文字を書く。息子の衛、任はそれを通じて留と会話する。それを見ていた冥界神えんまが留の妻、先代レヴィアタンの零実を呼び、火山一家は今までなかった家族の会話を楽しむのだった。留と零実は、任が生まれた直後、レヴィアタンの力に殺された。そうなってしまったのは、レヴィアタンがその当時、暗黒神側についていたからだと留は話した。それを聞いたえんまは「もしも、その時にレヴィアタンが暗黒神側についていなかったら、火山一家はどうなっていただろう?」と興味を持ち、桐笥に話を持ちかける。
レヴィアタンが暗黒神側についたのは、桐笥が生まれる前に、先代の神マリアと暗黒神が戦った際に取られたからである。ならば、「もしもマリアがとても強大な力を持っていたら?」という世界線へ、桐笥とえんま、そして権天使の司とシャーロットは行く。

その世界では安定した地球が存在していた。平和で、豊かで、そしてマリアがとても落ち着いていた。桐笥達の知るマリアとは違い、使いを自ら探していたし、そして使いとマリアが共依存の関係にはあまりなっていないようだった。故に、桐笥が生まれる前には、神の使いは次代に移行しており、自分の知る使いがマリアに使えている事に桐笥は戸惑う。マリアは暗黒世界の侵入を防ごうと努力するが、妊娠中なのと邪魔にあい、結局地球に侵入されてしまう。それでも「この子が生まれる前に脅威は消し去る」とマリアは使いとともに、暗黒世界退治へ向かう。
暗黒世界はやはり赤ん坊の綾妃に取り憑いていた。そこでマリアと使いはマリアの他に地球の神が存在していたことを初めて知る。暗黒世界は「何故、今まで地球の神は1人だと思い込んでいた?こうしてお前等が気付かなかったから、こいつは消滅しかけておった。私が助けてやったのだ」とマリアと使いに告ぐ。それに皆動揺を隠せない。特に、マリアを絶対的だと思う熾天使の誠児は思わず否定するくらいだ。結局、暗黒世界は倒せなかった。綾妃の中に留まったまま。桐笥とえんまはマリアを励ます。赤ん坊の綾妃とその場にいた地球の千景は、マリアと使いが連れて行き、マリアは「じきに生まれる桐笥とともに育ててほしい」と使いに頼む。

その後どうなったものかと、桐笥達は時間を移動して確認をする。すると、地球は桐笥側と綾妃側と2つに分裂された世界に変わってしまっていた。事情を聞くと、桐笥が生まれ、マリアが死後、使いはマリアの言う通りに2人を育てていたようだ。しかし、強い力を持つマリアから生まれたこの世界軸の桐笥は、暗黒世界の力を持つ綾妃に不信感を抱き、喧嘩から、だんだんと争いに発展し、今や1つの世界を分裂させ、いつ向こう側を倒してしまおうかと睨み合いの日々を送っていた。使いは桐笥側と綾妃側と中立に別れ、まとまることができないのだという。それを聞いた桐笥達は、この世界軸の桐笥を説得(という名目のぶん殴り)をしに向かう。

桐笥側の方に着くと、「千景が綾妃によって心を失い、今は奥で存在しているだけになっている」という事実を聞く。これはいささかマズイと、桐笥達は奥へ進む。使い達の力は弱っていた。しかし、話を聞くと桐笥の側にいる誠児だけはいっそのこと力を強くしており、今や桐笥を越えるくらいで誰の手にも負えないという。奥へ進む桐笥達を邪魔してくる天使達。天使は、座天使の興好、能天使の巧、権天使の司とシャーロット、そして行方知らずになってしまった大天使のサルヴィとルシア以外は桐笥に忠誠を誓っているようだ。何とか、興好と巧の力を借り、奥へ進むがその時に、堕天しかけの智天使の志智に会う。(志智が堕天しているということは、これはもしやこちらの時間軸の桐笥の側にいる誠児も堕天している可能性が高い)と睨んだ桐笥達は足を進める。
案の定、奥にはほぼ力のない桐笥、呪いが解け桐笥が神だと信じる熾天使の小雪、そして堕天しきった誠児が待ち受けていた。この時間軸の桐笥は、ずっと誠児とともに生きていたため、誠児を疑うことを知らない。しかし、通常桐笥達から見た誠児は確実にこの問題の黒幕だった。この時間軸の桐笥は千景が心を失った理由を、綾妃のせいだと思っていたが、千景の心は堕天した誠児の中に封じ込められていた。 通常桐笥とえんまは、この時間軸の桐笥を説得しようとするが、聞く耳を持ってもらえない。とにかく、この流れはマリアの望んでいたことではないだろうと、堕天した誠児に気付かせるために、通常桐笥は司とシャーロットにマリアを連れてくるよう頼む。
マリアを迎えに過去に戻ろうとする司をシャーロットだったが、行き先の途中で時間移動を止められる。それは堕天しきった志智の仕業だった。「マリアを誠児さんに会わせる訳にはいかない…。誠児さんはマリアのことを忘れなければいけないんです…」と言い、司とシャーロットに襲いかかってくる。そこに通りがかったのは、そこの時間の巧だった。巧とそれに呼ばれた興好に助けを乞い、そこの時間軸の司とシャーロットの協力を得る。 そして、まだ死ぬ前の神マリアの元へ無事たどり着き、うまく説明できないまま、未来…通常桐笥が待っている時間へと司とシャーロットは戻る。

マリアの登場に動揺する誠児だったが、マリアが出産直前、綾妃を使いに託したことを理解出来ずに説明を求めるが、マリアも時間のなさに説明をしなかったこと、いっそのこと突き放したことへの絶望を口にする。この時間軸の桐笥は顔も見た事のない母親の登場に驚く。
その時に、司とシャーロットを取り逃がした志智がやって来る。この時間軸の桐笥と小雪は、堕天して志智の姿が変わったことに驚く。志智は何ともない顔でただ「誠児さんとお揃いにしただけですよ」と笑う。やっと、この時間軸の桐笥が、通常桐笥の言葉を初めて信じる。「誠児は俺が知っているときからずっとそうだった。でも、これが使いでないとお前達は言う。俺はどうしたらいい?」と聞いてくる。桐笥が離れると思った誠児は焦り、「俺を信じてよ…!」と桐笥に訴える。そして桐笥と小雪がおびえるのを見て、志智のせいだと考える。誠児は志智に言う。「トモ、トモがいると桐笥が俺の側にいてくれないから…死んでよ」志智は喜んで答える。「誠児さんが言うのなら、いいですよ、僕、死にますね」桐笥と小雪の静止も聞かず、志智は自らの体を燃やし死ぬ。それにより恐怖を覚えた2人は誠児から離れようとするが、誠児はもちろんそれを許さない。

通常桐笥はこのピンチこそが、この時間軸の桐笥と綾妃を仲良くさせるきっかけになるのではないか?!と思い、もう一度綾妃の方へ行く。そして綾妃に事情を説明する。「でも、俺が行ったって、あいつは喜んでくれない」と拒絶する綾妃の背中を押したのが、この世界軸の任だった。任と綾妃を連れ、桐笥は戻る。

任と誠児が戦うことになった。任も使いならば弱っているはずだが、そんなことはない。何故なら任は暗黒世界の力を分け与えられていたからである。しかも、暗黒世界の人格を食い殺してしまったという。
しかし、そんな任でも堕天した誠児には敵わなかった。任と三頭一対の関係である渚と泰平も暗黒世界の力を食い殺しており、応戦するがそれでも敵わない。このままではマズいな、と通常桐笥はついに秘策を打ち出す。

「俺が相手になってやるよ!お前が欲しいのは俺だろ?」

そう言いながら服を脱いで誠児に詰め寄る桐笥。誠児の服も剥ぎ、理解のできてなさそうな誠児に桐笥は笑う。

「堕天しようが、たらればの世界だろうが、そーせーじは俺に抱かれるもんだろ?」 

桐笥は笑う。見ているえんまと通常司は苦笑するしかない。桐笥は堕天した誠児と強引にセックスをする。これはいつもの桐笥のパターンなのだが、そんなことも知らないこの時間軸の桐笥、綾妃、そして使い達はただただ唖然とする。えんまはそんな者達に言う。

「おまえらはしらないだろうがな、あいつはいくどとなくせかいをすくったえいゆうだ。そしてそのほうほうは…”セックスでせかいをすくう”、ただそれだけだ」

桐笥の容赦ない攻めに悶絶し、悲鳴をあげる誠児。そのうちに、ずっと心を失い動かなかったはずの千景が起きる。皆が「本当に世界を救ってる…?」となっている中、桐笥は英雄というより悪役面で誠児を犯し続ける。

「やめてぇええええ!もう、むり!むり!!いっそ死んだ方が楽だからぁああああ!」

懇願する誠児だったが、えんまは千景と桐笥、綾妃に、「誠児を消すのではなく、悪魔として使いに置き続けること」を提案する。「そうのが、あいつが今のことを忘れなくていいだろう?」と…。
こうして桐笥はたらればの時間軸も救った。桐笥は、この時間軸の桐笥と綾妃にエールを送る。
「俺、あんなことできる気がしねえよ…」と弱音を吐く時間軸の桐笥に、通常桐笥は言う。

「俺から言える事はな…”セックスで世界を救える”それだけだ」

かっこ良く決めたつもりだろうが、ちっともかっこ良くないのですよ…と、通常司は内心突っ込みを入れながら、元の世界へ帰るよう促す。桐笥達は「今の流れで良かったなあ」と再認識するのであった。(おわり)

シーヴァーちゃんについて語る

シーヴァーちゃん:悪魔シトリーの力を持つ。見た目美しい系だけど、本人が自覚しすぎて仲間内の評価は低い。普段は鏡を見て過ごしていることが多い。父親の溺愛を受けて育ってきた。

そんなシーヴァーちゃん、父親の溺愛でスポーツは禁止、とにかく傷つかないよう大切に育てられてきた。だからこそ、シーヴァーちゃんは他人の愛し方も、愛され方も、知らない子になっちゃったんだろうなと。「シーヴァーは世界で一番美しい!誰も敵うわけがない!」という父親の言葉が、シーヴァーちゃんと他人を遠ざけた。スポーツとかもできないから、遊びの輪にも入れないしね。それでもシーヴァーちゃんは良かったんだ。自分を宝物のように扱ってくれる父親がいたから。自分は特別なんだってきっと思っていたから。
それが、使いとして父親の元を離れて生きていくことになったら。今まで大切にしてくれた父親はいなくて。誰もシーヴァーちゃんの美しさを褒めてくれなくて。自分のやれることは限られている。シトリーの力を使うことと日常を送るに至っての必要最低限の行動、きっとそれくらいしかないんだろうね。シーヴァーちゃんは父親がいなかったら何もなかった。他人との距離の詰め方も、友達という存在も、何も分からない。分からないことすらシーヴァーちゃんは気付けていない。「世界で一番美しいオレに並べるような奴はいない」って思っている。本当は認めてもらいたくて仕方ないのに。褒められたくて仕方ないのに。褒められるためには自分も相手を認めなければならないってことを知らない。「凡人にはオレの魅力は気付けない」って周りを避けるだけになってしまった。そして、鏡の中の自分だけを見ている。自分を認められるのは自分しかいないから。

シーヴァーちゃんのそういうところを考えると、凄くつらい。シーヴァーちゃんは外の世界を何も知らないままだ。本当は経験しなければならなかった傷つくことを、何一つしないで過ごしてしまったのだから。人に認めれない状況で、初めて得た苦しみさえも、シーヴァーちゃんは気付いていないことにしている。プライドのせいで他人に甘えることもできず、素直にもなれず、シーヴァーちゃんは今日も鏡を見るんだ。「自分を理解出来るのは自分だけ。周りはオレについてくることさえできない」ってね。
結局はシーヴァーちゃんは褒められたいだけのただの子供なんだ。「もっと認めてほしい。褒めてほしい」って周りに心の奥底で思っている。 その言葉が誰かに言えたとき、シーヴァーちゃんのプライドは崩れているだろう。そしたら、その誰かにはシーヴァーちゃんの弱さを分かってあげてほしいし、その上で他人を認めることを教えてあげてほしい。シーヴァーちゃんが、いつか神の元で幸せになれたらいいなあって切に思うよ。きっと、その時のシーヴァーちゃんは、今まで以上に美しいだろうから。

(夜中のテンションによる迷子)

ありがとう

ゆっくり、自分の気持ちを整理しながら書いていくね。話はまとまらないと思うけど、ゆっくり読んでいってほしい。

上の弟と喧嘩というか、言い争いをしました。内容は書かないけど、まあ、わたくしが死にたいって思った話と、弟が自分だけつらいなんて思うんじゃねえよって話が主だったっていうことは書いておきます。その後、マジでつらくて、もう死んだろうかなって思ったんですよ。せめて、自傷しようかなんて思ったわけよ。泣きながら。それで、下に行ったんだけど、涙が凄くて、温もりが欲しくて、こはるさん(愛犬)のところに行ったんだよ。もう、本当にあの子は可愛くてね。必死に涙も鼻水も舐めとってくれるんだわ。 そしたら、下の弟が来たわけよ。きっと、わたくしたちが言い争ってる声が聞こえたんだと思う。

下の弟が言ってくれたのは、「人生は細かく見ればつらいことのが多いよ。でも、楽しいことが1つでもあって、それで生きていければいいんだよ。そのうちに、楽しいことが増えるかもしれない。つらいことを減らすより、楽しいことを増やすように生きていけばいいんだよ」って。
あー、目から鱗だった。ずっと、こうして生きてきて、確かに「絵描くことが楽しいから生きていける」とか「綾妃くん可愛いから生きていける」とか思ったよ?でも、根本的に、「つらいことを減らそう。少しでもこの苦しいのを乗り越えよう」って思ってたんよ。 そんなんじゃなくて良かったんだね。つらいことは絶対にわたくしに降り掛かってくる。それを減らすより、楽しいことを増やすように生きていけば、こんなに死にたいって思わずに生きていけそうな気がしたんだよ。そうのが生きてて楽しいもの。そんくらい想像ついたよ。
わたくしはうつ病患っているから、「いつになったら治るんだろう」とか「このまま治らなかったらどうしよう」とか少なからず思っているんだよね。でも、そんなことを考えても見えるのは暗いことじゃない?治らなくてずっと苦しむ姿が大体見える。必死にいい方に考えても、「それって遠くね…」って思って、結局暗い気持ちになる。
でも、楽しいことを増やすように考えていたら、なかなか簡単には暗い気持ちにはならないよね?そういうことじゃないかな?自分の素直な楽しいって気持ちを思い出して。最初はほんの些細なことでもいいって弟は言ってたよ。好きな食べ物、好きなゲーム、好きなアニメ、好きなキャラクター、何でもいいんだよ。それに夢中になって、「はー、楽しかった」と思えたら。次もそう思えるように生きていたらいいんだよ。また同じように「楽しかった」と思えるその時まで。きっと、弟はそういうことが言いたかったんじゃないかな。
最近は、本当に絵を描くことくらいしか楽しいことなくて、正直、そんな自分にイライラしてた。でも、それで生きていけるんだったらそれでいい気がしてきた。絵を描いているうちに、また違う楽しいを見つけられるかもしれない。そうやって、「些細な幸せを大事に、そして苦しみは一時。引きずらないで」これも弟の言葉だったりするんだよなあ。

あとはね、「ここまでゆっくり来たんだから、とことんゆっくりでいいと思うよ。お姉ちゃんは昔からコツコツやることが出来たじゃん。そのまんまコツコツとやっていけばいいと思う」って言ってくれたのも嬉しかったなあ。ずっと「早くまともな自分に戻らなくちゃ」って思ってたから、 必死になってたけどそれは逆に自分を追いつめてたんだなって気付いた。自分のペースじゃないペースで進もうとしてたから、きっと転んで苦しくて仕方なかったのかなって思った。家族の目が気になって、ずっと頑張っていたけど、だからこそ嫌になったんだろうね。一番視線が気になってた下の弟からの言葉だったからこそ、わたくしの気持ちは凄く楽になった。マイペースでいいんだね。それがきっと、わたくしにとってのベストペースなのかもね。まだまだ、社会的に見ればクソみたいな立ち位置だけど、それでも1日1日コツコツと生きていけたら。わたくしは本当に幸せになれるのかもしれない。この闇から解放されるのかもしれない。

正直、まだわたくしは自分が生まれたことを恨んでいるよ。それはなかなか変えられない。だけども、わたくしの後に、弟を産んでくれたことに対しては、凄く両親に感謝する。「下の弟は正直産もうか悩んだ」って母は言っていた。でも、本当に産まれてくれて良かった。産んでくれて良かった。もしも、わたくしも、誰かにとってそういう存在になれているのなら。それは凄く意味のあることなんだろうなあって思う。わたくしはまだ、立派な人間にはなれないけども、逆にそれがこの世に必要なことだとしたら。このままマイペースで生きていきます。
神様はわたくしに、『生きる苦しみ』も『死ぬ恐怖』も与えてくれた。だからわたくしは生き地獄のままこの世にいる。でも、それだからこそ見える物があるのかもしれない。わたくしのペースだからこそ、掴める何かがあるのかもしれない。そう信じたい。

同じように生き地獄で息をしている人へ。大丈夫。苦しいことのが多いけど、楽しいことが私達のエネルギーだから。それを大切にして。側にいてくれる人を大切にして。それだけで、この地獄で生きてゆける。地獄でしか見えない物がある。それでいいんだ。きっと。
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