発毛や育毛を専門とする個人のクリニックだけでなくて、一般の皮膚科でも育毛治療はやってくれます。
皮膚科の中には美容皮膚科と皆さんお馴染みの通常の皮膚科があって、どちらにかかっても構いません。
ただ、薄毛を気にしている人が受診するのに良いのは美容皮膚科の方です。
そして、たとえどちらの皮膚科にかかったとしても健康保険の適用外なのです。
薄毛の治療を終了するには長期間かかりますから、自分が通いやすいクリニックであると言うことも皮膚科を選ぶときの重要な項目になるでしょう。
ドラッグストアなどで買える育毛剤の中にもAGAに効く成分が入ったものが存在します。
現状ではフィナステリド(DHT抑制剤)が配合されている薬は処方箋なしには買えないのですが、毛乳頭細胞の活性化を促すといわれるミノキシジルが配合された製品は一般の薬局薬店などで購入できます。
中でも知名度が高いのは大正製薬のリアップですが、ガスター10やロキソプロフェンのような第一類医薬品の扱いですから、市販薬といえども薬剤師のいる店舗でないと購入できません。
ただ、ネットでも購入できるようです。
生え際が段々後ろに下がってきてしまったら、即AGA検査を受けましょう。
AGAの特徴として、頭頂部、生え際の著しい抜け毛が挙げられます。
もちろん、生え際の抜け毛がひどくても男性型脱毛症ではないこともあるでしょう。
ですが、脱毛の原因が男性型脱毛症だったら、育毛剤をどんなに使ったところで、ほとんど効果はないでしょうから、貴重な時間とお金がムダになるでしょう。
おでこをこれ以上広くしてしまわないためにも、早く正しい治療を行うことが必要なので、AGAなのかを検査で判明させてください。
肩こりと薄毛の悩みは繋がっているという説をきいたことはありませんか。
薄毛対策のためにも、肩こりは早めに解消しましょう。
どうして肩こりが薄毛と関係しているのかというと、血行が悪い人が肩こりになると言われているからです。
本来スムーズに流れているはずの血液が、うまく流れないことで、栄養をせっかく摂っても、それが頭皮にまで運ばれなかったり、蓄積される老廃物が原因となって、結果的に薄毛になってしまうこともあるのです。
疲れているときに「ちょっと貸して」と手をマッサージされて、効く?っと感じた経験はありませんか。
手や指には緊張や疲労に効くツボがあり、無意識にマッサージしている人も少なくないでしょう。
そんな身近なツボですが、血行を良くし、育毛に働きかけることができるのをご存知でしょうか。
ツボ押しといっても手のマッサージなら、通勤途中や外出先でも気軽にできて、合間をみて行うようにしたいですね。
男性の脱毛に効くのは、脱毛点(親指の根元)、労宮(掌の真ん中)、「心穴」(中指の第一関節)のツボでしょう。
とくに上半身の血行を促進してくれるので、効きやすく、抜け毛や頭皮のトラブルを改善し、地肌の代謝を良くして髪に必要な栄養が届きやすいようにしてくれるので、育毛にも役立ちます。
ぼんやりしていると利き手側でないほうの手ばかりマッサージしてしまいますが、利き手の方もケアすると効果的です。
押したからといって翌朝の抜け毛が減るわけではありませんが、長期的な効果が期待できます。
しかし、ツボ押しのほかにも、抜け毛の原因となりそうな生活習慣を改善していくことも大事でしょう。